とりあえず、最高だったぞ!!!
と言うことで YAPC::Japan::Online 2022 への参加レポートです。
一日目
ゲスト対談は uzulla さんと yusukebe さんと言うどっちも顔見知りやんけ! と言う組合わせでしたが(builderscon と YAPC::Asia 2015 で顔合せしたことがある)、
おー、なんか色々と良い感じじゃん
と言う感じで御二方の対談を聞いておりました。
とは言え私が普段は食さないカテゴリであろう YAPCチキンをひたすらお箸で食べてたので、 申し上げにくいんですが正直あんまり話の内容が頭に残ってない感じですね。YAPCチキンはとてもおいしかった ですが。
そしてその後はひたすら Discord の 芝生 チャンネルで音声会話を聞いていたりしたので、 初日はあまり真面目にトークを聴いていない感じでした。
ただ dan さんの正規表現トークは部分的に視聴していて、正規表現に対する高度な話が成されており、
やっぱり dan さんはスゲェな
と再確認した次第です。
ちなみに懇親会の時のアンカンファレンスで hugo での生成結果に perl でテストを大量に回している、 と言う話と、 その大量のテストを 金の弾丸でなんとかした みたいな話もしておりました。
そして真夜中の Linux 雑談があり、その日に寝たのが 24時過ぎてから、と言うのもあったりしましたね。はい。
二日目
この日は前日の反省もあり、相変らず芝生チャンネルには居た ものの前半のトークはキチンと視聴しておりました。 ただ後半は前日の寝不足もあり後半は聴けてなかったですが。
それで視聴したキチンと視聴したトークとしては、
5年にわたる"Perl の" REST API を "Perl で" GraphQL API 化し作り直す - Hono[炎] Ultrafast web framework for Cloudflare Workers. Acme、其はPerlのユグドラシル
の三つです。
まず GrpahQL について私は詳しくなく、以前から N+1 問題はどうやって解決しているんだろう? と疑問に思っていたのですが、このトークで DataLoader と言う仕組みでカバーしていると言う話を聴いて、 なるほどそう言う解決法があったのか 、と言う感想に至りました。
それで DataLoader と言うレイヤーを挟んで N+1 問題を回避する、と言う仕組みは、 他のクエリー系言語でも利用できるのでは? と言う感想も持ったので、機会があればこの辺り利用したい感じですね。はい。
次に yusukebe さんの Hono
についてのトークですが、yusukebe さんの作られている Hono
、
今まさに私が(個人用に)作っているサービスで使っている ので大変面白くトークを聴くことが出来ました。
特に Routing の辺りで色々な工夫を凝らしていたり、Cloudflare Workers と Service Workers でコードを共有できる、 と言うは大変興味深かったです。
そして最後に makamaka さんの Acme トークですが、これは非常に良かったです 。 実際、私はベストトーク賞の投票に makamaka さんのトークを選んでいたのですが、 あの Acme 大全にそんな歴史があったのか! と感心することしきりでした。
ただまぁトークの最後の方で触れられていた Acme の名前空間にスパムが存在していたりとか、 あるいは現代の行動規範では紹介するのが憚られる物も存在する、と言う事に対しては、 うん、まぁその辺りの扱いは難しいですよね、と言うことにはすごく共感した次第です。
あと一番最後に LT について。
LT の内一番印象に残っているものとしては、
と言う LT で、Perl 詩と言うものが有ったと言う事を初めて知ったのと、 あとその内容についても非常に美しい詩だった、と言うのが大変良い印象として残りました。
そしてその Perl 詩が Perl の初期の頃から存在している、と言う事も知って、
ああ、Perl ってちゃんと愛されているんだなぁ……
と言う感情を抱きました。なのでそう言った意味でも聴けて良かった LT だと思っています。
以上
と言う事で駆け足ではありましたが今回の YAPC::Japan::Online 2022 へ参加した感想は以上になります。
個人的には dan さんのトークでカメラ映像がゆらゆらしていたのが謎だったり、 yusukebe さんのトークの途中で Zoom が落ちたり、と言った、 カンファレンス中のトラブルあるあるみたいなモノも楽しめたので、 今回のオンライン YAPC に参加できて本当に良かったです。
あと今回はあまり真面目にトークを聴いてなかった面もあるのですが、 その代わりに芝生チャンネルで他の参加者の方と交流できた面もあるので、 そう言った意味ではトントンかな、と言う気持ちでもあります。
またリアルカンファレンスでは旅行の移動が大変だったり、 オンラインカンファレンスだと家族との時間調整が大変だったり、 と色々と参加へのハードルがある様に思うのですが、 それでもなおカンファレンスに参加できたことは、 私にとって糧となる経験だったと思っています。
ちなみに
YAPC::Japan::Online 2022 で開催されていた YAPC 川柳に入選してました。
なお内容としては:
と言う、人によってはウッっと来る、 おいそれは止めろ と言う中身の川柳で入賞しました。
と言うことで、こちらからは以上です。はい。