あいちトリエンナーレの『表現の不自由展』中止事件は、正に現代の『非国民』運動そのもの

そもそも私はあいちトリエンナーレを観に行ってはないし、今回の事件となった『表現の不自由展』についても、 実際の観に行った方のレポートを見て、まぁ本当のところはしょぼいというか、 浅い感じだったんだろうなーとしか思ってませんでした。

しかしながら、それはそれとして『表現の不自由展』を叩き潰された事件を見ていて、 これって正に 戦時中の非国民運動そのもの なんじゃねーの? と思ったので、 今日はその辺り書いておきます。

自国の尊厳を損なう言論に非寛容で、実際の無能を曝け出すのに無頓着なひとたち

私個人の考えとしては、

  • ブラック企業による労働者への奴隷的搾取
  • 入国管理局による不法滞在者への非人道的な取り扱い
  • 司法警察による、不当かつ高圧的な自白強要やそれの是認
  • そしてこれらを積極的に改善しようとしない国民性

と言った辺りの理由から、

総体としての日本人 なんてモノは 人権感覚もない蛮族 と謂れても致し方ない状態だし、 平成に入って令和に至ってもなお 国に住まう人々の幸福度は下がりっぱなし で、 その上 我欲で強権を振うことを止められもしない無能な政治 を続けている時点で、 果して 『民族自決』の原則に基づき、国を運営する資格が本当に有ると思ってるのか?

と考えていたりもしますが、私は今回の事件で、

あ。このひとたちは 自分のお気持ちが気持ち良くなるだけで大変に満足 で、 それ以外の自由民主主義国家としての矜持も原則も必要無い のだな

と強く感じました。

あと私としてはこういう流れを放置することは本当に危険だと思っていて、 こういう輩がのさばり続け、最終的には戦争だ! 戦争だ! と盛り上がって最終的に核を落とされて虐殺された、 と言うのが 前回の世界大戦で日本が味わった結末だった と考えていますが、 そういった日本の空気からしても、

これ、もう一回やらかして核を何発も落されても目が覚めないんじゃないか……?

と暗澹たる気分になるんですよね。

そして更に言えば、今回の慰安婦の少女像が作られた背景として、 日本軍が戦時中に相当にやらかした事が要因として有ると思っていますが、 今回の様に 特定の国や集団に対する特定の表現(この場合、暗黙の反日的な表現)に対し圧を掛けて表現出来なくする 、 というのは、相手方につけ入る隙を与えるという、完全な利敵行為 だと私は思うし、 少なくとも今の韓国の様に、国全体が冷静さを失なっている(ように見える)時に煽り返す様な行動を取る のは、 今のご時世だと ミサイルが東京を始めたとした首都圏に大量に降ってくる という事態にも繋がりかねないんじゃないの? と私は思います。

民衆から民衆への表現弾圧を想定してないひとたち

まぁ以上があいちトリエンナーレに対する弾圧行動への最悪な印象の話なんですが、 他にも残念な点はいくつかあって、前回の選挙で私も投票した山田太郎氏( 山本太郎 氏じゃないよ)が、 どうにも、

民衆から民衆へ表現弾圧を想定してないんじゃないか?

と思われる様な事を Twitter で発言しているんですよね。

というか表現規制問題の根幹 って、

お前の意見には反対だが、お前がそれを言う権利は死んでも守ろうぞ

というのが 蔑ろにされ、それがひとびとへの抑圧に繋がる と言うのが大本の問題意識だと私は思っていて、 それが表現規制問題に関心が有った理由なんですが、今のところの山田氏の Twitter での発言を見る限り、

権力から民衆への表現規制 には目が届いているが、 民衆から民衆への表現弾圧 には 目が届いていないのではないか?

という印象が拭えないんですよね……。

まぁ休日でしかも Twitter と言う発言文字数に制約が有る場で全部的確に発言できるか、というと、 あそこでは無理だろとは思うのですが、もうちょっと、こう、そう行った場面へも目が向いた発言が欲しかった、 というのが一支持者としての本音ですね。

で、表現規制問題でヤバいのは権力からの規制や弾圧 も、もちろんそうなんですが、 民間による萎縮、自主規制もそれはそれでヤバい案件 なので、 山田氏にはそういった方面でも、目が向いていたら良いんだけどなぁ、と思うのでした。 まぁ多分、多分大丈夫だろうとは思うんだけど。

日本の声のデカい民衆は自由なんて本当は必要ないと思ってるのかもしれない

結局ところ私はかなり個人主義な人間で、 全体の為に自分を犠牲にするなんてまっぴら御免だ 、 と思ってる立場なんですが、今回の『表現の不自由展』への弾圧が一部では肯定されているっぽい向きを見るに、

もしかして、 日本には自由とか別に無くても困らない と思ってる人が大多数なのかな……

と思うのでした。

ま、私個人としては、最終的にクーデターなどで自身を含めた一族郎党を惨殺される覚悟があるのであれば、

支配者として徹底して国を管理するには、国民に徹底して自由を認めず、 これを求める様な動きを見せた人間には情け容赦なく弾圧を加え処刑し、 超恐怖独裁政治を敷くのが良い

とか無意識に考えてしまう人間で、まぁ非人間のソレなんであんまり他人をとやかく言えない立場ではありますが、 国民に対し自由は必要ない という考えが主流になってしまった時に、私の様な 危険思想の人間が国の実権を握る と、 そういう 危険な独裁国家になってしまうけど、それで良いの? とか考えてしまいます。 まぁ 自由が必要ないという考え最終的にはそういう話に繋がりますから ね。

以上

というコトで、あいちトリエンナーレの『表現の不自由展』が潰された事で思った事は以上です。

まぁ個人的には 自由を蔑ろにする民衆は自由を蔑ろにする権力に食い潰されるのがオチだ と思ってる人間なので、 今回の件にはかなり憤りを覚えていますが、今回の話はそもそも自由が必要ないひとびとには関係ないよねー、 と流してしまわれるのかもしれませんね。

ま、そういった自由を自ら潰すという行為は、独裁したい権力層に取って大変都合が良い、 とだけ覚えておいたら良いと思います。まぁその時になっても実際には遅いですけどね。

nyarlaが大体

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