れいわ新選組の木村・舩後両氏が自己負担だけで登院すると月の歳費が全部溶ける

最近、れいわ新選組で初当選した重度の身体障害がある木村・舩後両氏の介護費用について、

国会議員になって高給取りになったんだから、自己負担しろよ

と主張している方が、有権者や政治家を問わず、結構おられます。

それでこれについてはちょっと思うところが有ったので、 既存の報道 + Wikipedia で調べてみたところ、 もし仮にこの手の主張通り、国会議員としての活動中の介護を自己負担すると、

(議員としての月収に当たる)月毎の歳費が全部溶ける

と言う事になり、もし この主張を真面目に通してしまう と、 木村・舩後両氏は国会議員という職務を全うするため に、 議員活動はおろか普通の生活すら困難になることを甘受しなければならない 、 と言う 鬼畜の所業を国を動かす現場でやれ という事になります。


それでこれはどういう事かと言うと、情報ソースとしては、

の二つになりますが、まず TBS NEWS の報道では (強調は筆者)、

木村さんによりますと、全額自己負担した場合、月130万円ほどかかる見込み だということです。

という感じで、おおざっぱに自己負担額が月額130万円 になると言う事が報道されています。

そして、

それで国会議員は月収(実際には法律的には 歳費 と呼ばれる)いくらぐらいなの?

って言うと、これが先のリンク先の Wikipedia によると、

議員 129万4000円(月額)

となっています。

つまり簡単な計算だけでも、 議員活動をする御二方が自己負担で介護や介助を利用する と、

(議員としての月収である)歳費をすべて登院することのみで使い果たしてしまう

と言う事になります。

しかも、これは 議員としての職務に当たるだけでこの費用 なので、 政治にはカネが掛かるという現状がある日本 では 実際にはもっと活動費が必要になる だろうし、 またそもそもの話、国会議員であるとかないとか関係なし に、

重度の身体障害があるヤツが仕事をしたければ、月収を全部吐き出して仕事しろ!

と言うのは、あまりにも(公的な制度として)不公正じゃないの? と私は思います。


まぁ、この事実を知ってか知らずか 木村・舩後両氏に介護費自己負担しろ と言ってる方はいますが、 重度の身体障害者の方が自立して働こうとする と、 公的な福祉制度が却ってそれを阻害する 、 というのは 制度として本末転倒 だし、それを知った上でそう主張するのであれば、

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という状態で 働き続けられてからどうぞどうぞ、 と個人的には思います。

nyarlaが大体

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