ここの所、長年ほったらかしだった、 DTM への取り組みを本格的に始めたい欲が出てきて、 実際に VISA デビット へ今までに貯めたマネーを突っ込むなどして、
- IK Multimedia の Sample Tank 3 ( 2018-10-16 現在、セール で価格が 1/3 ぐらいになっている)
を購入したりしました。
それで実際のところ購入してから使い出すまでに思ったより手間取り、 想定をしてなかった事態も発生したりしたので、今後の教訓とすべくとりあえず書き残しておきます。
1. Sample Tank 3 はソフトウェア本体と音源が別 DL。そしてファイルがデカい
まず最初にハマったのがコレ。
私は FL Studio のライセンスを持っていて、これは本体と音源が一緒になったインストーラーが配布されていたため、 他社も似たようなモノだと勝手に思い込んでいたんですが Sample Tank 3 は、
- Sample Tank 3 のサンプラーソフトウェア
- Sample Tank 3 が実際に利用するサンプル音源
が、それぞれ個別の DL パッケージとなっていました。 そして、私がそれに気がついたのが Sample Tank 3 を購入し実際にソフトウェアを動かした後だったので、
ア、アレ……? なんか有料音源買ったのに音源リストに買ったヤツ出て来ないぞ……???
と、一瞬だけあせる展開となったのですが、まぁこれについては先に書いた通りの事に気がついて無事に事無きを得ました。
そしてこの辺りでもう 1 つだけ言うと、サンプラーとサンプル音源が別なのはまだ良いとして、
サンプルファイルが 8 分割されて zip 化 されており、かつ 一個一個の容量が数 GB も有る
と言う代物だったんですよねぇ、 Sample Tank 3 。
そのため サンプル音源全体のダウンロードに数時間ぐらいは掛かり 、 それを展開する時間もそこそこに掛かった (SSD なのに!) ので、インストールが結構大変でした。
2. IK Multimedia の音源は DL に有効期間があり、それ過ぎると再 DL が有料
それで次のハマり所と言うか 本当に気を付けるべき点 がコレ。
これ、本当にどうかと思っていて、 IK Multimedia の音源の国内 DL 販売を行なっている Hook UP 社のサポートで、
と言う記事が 2016 年には書かれているぐらいには、有名な話だったんだろう……と今では思っています。 が、購入時にはその辺りを知らなかったため、まさか Sample Tank 3 の音源に DL 期間が有るとは思いもしませんでした。
そのため、何時の間にやらアカウントに登録されていた Sample Tank 3 の音源の 1 つの The Grid のダウンロードする際に、
あれ……落せないじゃん……
となって、DL を再有効化するためにマネーを支払う事になりましたとさ。
……まぁ実際に支払った金額は、これまた何故かアカウントに追加されていた IK Multimedia のショップでのみ使える JamPoints を使う事によって、
- 9.99 EUR - 2.79 EUR (Jam Point) = 7.00 EUR ≒ 950 JPY
で済んだんですが、コレ、 事前知ってないと損するよね って言う。
なお、DL の再有効化 ( Reactivation ) は ライセンスを所持している音源すべてに適用される ため、 有効期限の過ぎた音源をまとめて DL するならそんなに損しないで済みます。 ただそれでも 1 回の再有効化につき 9.99 EUR 掛かるので、基本的には DL する際にはまとめて DL しておき、 その後はバックアップ等からインストールするという運用にした方が無駄にコストが掛からなくて済むのではないかと。
それと私のアカウントに The Grid のライセンスとかが追加されてたり JamPoints が有ったりするのは、 多分以前に iOS 版の Sample Tank を購入していたからかなーと思っています。
なので、持ってて良かった IK Multimedia のアカウントって感じですかね。はい。
3. Sample Tank 3 に限らず、容量のデカい音源は SSD ではつらたん
そして最後。 SSD の容量少なくなってるやんけ問題 について。
これはまぁ……他の容量を食うソフトウェアでも一緒だと思うんですが、 SSD が 512GB だと大量の音源を切った貼ったする様な DTM とかで大容量のサンプラーとかを扱うのは、 ストレージの容量としては微妙にツラいです。と言うか、少なくとも 1TB は欲しい。SSD で 1TB とか割と高いけども。
それと DTM へ入門する際には 是非とも知っておいた方が良いかもしれない話 として、 実は音源の容量としては Sample Tank 3 なんてまだカワイイ方だったりします。
と言うか Native Instruments の Kontact とか Komplete など、 最上位のエディション辺りで 数十 GB を軽く超えてくる様な容量のデータ を 販売している 音源なども存在しますからね。 そのため、あの辺りに手を出す場合に SSD もしくは HDD でも容量が少ないと詰む可能性は十二分にあります。
ただ、とは言え Kontact とか Komplete とかは上級者向けと言うか、 お値段も結構高いし、容量もかなりデカいので、DTM を始めて、 最近、音楽活動し始めました ぐらいの段階では購入する様なシロモノではないです。 なので、その辺りは環境が整ってから買うと良いよって感じではあるんですけどね。
以上
とりあえず、今回 Sample Tank 3 を購入した時の、
Sample Tank 3 の音源追加されてないやんけ……
は一応は解決したんでまぁ良かったんですが、まー本当、 こう言うのって実際やってみないと分からないコトって結構有ったりすると言うのを改めて実感しました。
あとはまぁ現段階では未だ購入していませんが、とりあえず、
- DTM 用の Audio Interface と モニター用ヘッドホン
と言う辺りを購入するつもりをしているので、その辺りが揃ったら本格的に音楽制作とかをやって行くかなぁ、と思ってます。
ま、本格的とは言っても、実際には 楽しみの趣味の範囲 ですけどね。はい。