複数横断型電子書籍プラットフォームに対する試案
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そもそも、既存の[[電子書籍]][[プラットフォーム]] は 何が問題 か
- [[電子書籍プラットフォーム]]ごとに
互換が 無い - それ故に
[[電子書籍プラットフォーム]] を 乗り換える 際に、 既存書籍を すべて 買い直しせざるを 得ない - あと
[[電子書籍プラットフォーム]] が 潰れると、 すべての [[電子資産]] が [[まる ごと ご破算]] となる
複数横断型電子書籍プラットフォームの実現には何が求められるか
- 少なくとも、
既存の 電子書籍資産を 生かせる 環境づくり - と、
電子書籍プラットフォームが 撤退した後でも、 電子書籍を 読める 事 - そして、
各電子書籍プラットフォームの 独立性
上記を実現するための技術的命題を定めると?
連合ベースの
分散 Web で 公開鍵暗号ベースの ソーシャル DRM 付き電子書籍ストアを 作る
以下解説
- 何故 公開鍵暗号ベースの
暗号化 か- これは、
秘密鍵が 有れば、 販売元が 潰れても、 電子書籍を 読める 様に する 、と 言う 意味で 必要 - これは
つまり、 電子書籍データの 閲覧性の の確保 ため、とも 言える
- これは、
- また、
連合ベースの 分散 Web に する に あたって、 各電子書籍 Platform に 依存しない 暗号化は どうしても 要る - まぁ、
DRM-free に するなら その 辺り 考えなくても 良いんだけど。 そこまでは ねぇ
- まぁ、
- 何故、
[ソーシャル DRM が 必要か - 一つは
[[海賊版]] 作成への 心理的コストを 上げる ]ため - 例えば、
コミックなら、 複合出来る 画像データに、 購入元 + 購入元 での ID みたいな 情報を 付加する - これに
より、 購入者情報の QR コードが 付いていない 電子書籍データ=海賊版と 見做せる - つまり、
購入者情報の 無い 電子書籍は 海賊版ですよ、 私は 海賊版を 観てますよ、 と 炙り出せる 様に する - そして、
悪質な 海賊版利用者には JASRAC の 者ですが メソッドで、 賠償金ゲット
- 例えば、
- 一つは、
完全な DRM とは、どう 頑張ったって 実現要件から そもそも 矛盾している ため - そも、
復号出来る と 復号出来ない を 同時に 満たせ って、命題的に 有り得ないでしょ。 矛盾でしかない - そして、
上記の 矛盾を 力技で 解決しようとする と、 利用者から データを 触れない ハードウェアが 必要になる - なので、
完全な DRM は 汎用 OS では 諦める 必要が あるし、 専用ハードウェアでも、 ハックされない 保証は ない
- そも、
- 一つは
- 何故、
連合 (federation) ベースの 分散 Web にする 必要が あるか - 各種電子書籍プラットフォームの
独立性と 競争の 確保 - あと、
一極集中に よる、 寡占の 弊害を 避け、 作家保護や 消費者保護の 簡単からも 恐らく 必要 - 具体的には
電子書籍ストア版 Mastodon みたいなコトを イメージすれば 良い
- 各種電子書籍プラットフォームの
実際に作るべきモノ
- 各種 Protocol の
API の 制定 - 連合する
ための Federation Protocol - 公開鍵暗号で
ソーシャル DRM された データを 受け取る ための Publication Protocol
- 連合する
- 各種 Protocol の
API を 満たす ソフトウェアの 開発 - これは
クライアントと サーバサイドと 両方が 必要 - また、
オフィシャルな 実装は とかリファレンス実装に すると 良いんじゃないか
- これは
- あと、
公開鍵暗号な ソーシャル DRM を 実現する ための 基盤開発 - 処理基盤に
ついては Faas (Function as a Service) を 使えば 良いんじゃね? 的な 事を 考えている - また、
これの 実装の 為の リファレンス実装や ライブラリを OSS で 用意すれば、 プラットフォーマーの 負担が 減る
- 処理基盤に
これらが実現すると、どの様なメリットが有るか
- 電子書籍プラットフォーマー は
プラットフォーム開発に 集中出来る - 配信と
連合の Protocol を 満たせれば、 誰でも プラットフォーム開発が 出来る - また、
どこと連合を 組むかは、 プラットフォーマーが 選べる
- 配信と
- また、
電子書籍クライアントが、 自由に 選べる 様になる - そのため、
より 優れた 電子書籍クライアントソフトウェアが 作られる 様に なるのでは 説 - あと、
選択肢が 広がる 事に より アクセサビリティの 観点からも 自由度が 上がる
- そのため、
- それと
どの 電子書籍ストアで 、と電子書籍を 購入したとしても、 いつか 読めなくなる 言う事が 起きにくい - ただ、
流石に 秘密鍵なく した とか データが 飛んだ とかには対応しきれない - と
いうか、 その 辺りは、 とちゃんと バックアップ取れ いう 話に なる
- ただ、
これらの方法の、デメリットは何か
- [[DRM]] に
ついては、 ある 程度の 諦めが 必要 - と
いうのも DRM とは そもそも とは無理筋 先の 述べた 通り - なので、
[[ソーシャル DRM]] で 同調圧力的に 抑止するしかないよね、 って いう - と
いうか、 メリット提供して 海賊版を 潰すんで あれば、 これを 容認しないと ちょっと 無理が 出る
- と
- あと、
各種 Protocol や API の 非公開化は、 力関係の 非対象化を 招き、 競争を 阻害する - と
言うのも、 これを やると 特定の プラットフォーマーの が締め出し 可能と なってしまう - そのため、
Protocol と API を 握ってる 所に、 各種プラットフォーマーが 弱みを 握られる 構図となる - また、
それが 起きると プラットフォーマーの 連合が 崩れ、 結局元の 黙阿弥、 電子書籍分断構造が 再演される
- と
- そして
一番の 問題点 として、 [[出版社]] が それを やる 体力が もう あんまり 残ってない - まぁ 出版業は
もう って、斜陽産業 一部の 作家さんから 言われる ぐらいですからね…… - あと、
体力が 無い ところへの 海賊版問題の 発生なので、 これ以上は 無理ぽって いう……
- まぁ 出版業は
最後に結論
情報への
クビシメブロッキング に 賛成している 暇が ある なら、 デカい 出版社は これぐらいの 音頭 取って 現状を 改善しろ!
と