僕は先日、
と言う記事を書いた様に、 はてブ の ネガコメ問題 は、つまるところ人間の悪性をどうするかの問題であり、基本的には他人をどうこうしよう、なんて、どうしようもない、と思っているのですが、とは言え、極端な解決方法を取らずにこの手の問題を解決するには、どうするのが良いのか、とちょっとだけ考えてみたので、今日はその辺りの話を書きます。
はてブの暗黒面は、何故、可視化され易いのか
まぁ、 はてブ暗黒面 は、そもそも 人間の暗黒面 である、と言うのは、疑い様の無い事実だと思うんですが、では、 何故、それが極端に可視化され易いのか? と考えると、これは、 はてブシステムの構造的な問題が有る 、と言えるかと思います。
で、僕としては、はてブがあの様にネガコメが可視化され易い理由としては、
- コミュニケーション機能が中途半端
- ブックマーク機能とコミュニケーション機能が混ざってる
- 上記二つが原因で、言いっぱなし、言われっぱなしになり易い
と言う辺りに原因があるのでは? と考えていて、これを何とかするには、
- コミュニケーション機能を充実させるか削る
- ブックマーク機能とコミュニケーション機能を分離する
- ネガコメばっかり言ってる人の評価を下げ、非表示にするなどする
と言う感じの対策が必要になるかなぁ、と思ってます。
はてブの暗黒面を緩和させる方策
まぁ、要するに、はてブの暗黒面と言うか、あらゆる Web サービスにおいて、 人間暗黒面 を緩和させつつヒトにコミュニケーションを取らせるには、
- ヒトが中途半端にコミュニケーションが取れる場を無くす
- コミュニケーション機能と他の機能を混ぜて、システム上の制約を作らない
- 他人にネガティブな影響を与えるヒトが野放しになる様な状態にしない
と言う辺りが必要になるんじゃないかと。
無論、はてブとかは昔からの歴史的構造が有り、それが煮え詰って、ああ言う人間暗黒面の吹き溜りみたいになっている、と言うのも有るだろうし、だからと言って、はてブを大規模改修します! と言えるほど、はてな社にリソースが有り余ってるか、と言うと、たぶん微妙だろうし、そういう、
なんとかしないとマズいのは分かっているけど、なかなか手を出せない
と言うのが、現状の理由なんじゃないかと推察するしかないワケですが、まぁ、もしこう言う状態を直す……と言うか、方向修正させるなら、僕ならこういう上記三つの指向の元、方向を微調整するしかないだろうなー、と思ってます。
はてブの未来はどうなる?
まぁ、多分、はてブのシステムって、増改築を繰り返してここまで来ていると思われるので、流石に、そんな直ぐにホイホイと直せる様なモノではない、と僕は思います。
そのため、当面は現状のままだろうし、また、 はてブの暗黒面 (と言うか 人間の暗黒面 ) から逃れるためには、
と言うのが、現状取れる対策なんじゃないかと。
あと、 ネガコメ の度が過ぎていて、これは流石に放置できない、となったならば、はてなに対応を依頼する、とか、あるいは、法を使って訴える、という手段も無いワケじゃないけど、まぁ、法的手段まで行く場合は、訴える側のリソースを結構食うハズなので、その辺りは難しい話じゃないかな、と僕は思います。はい。
以上
と、ここまで書いてて思ったんだけど、そもそもこの手の話って、
そんなに簡単に解決出来るなら苦労しねぇよ!
と言う類いの話だろう、と僕は考えてるので、まぁ、
インターネッツ暗黒面は、本当に地獄ですね
としか言い様が無いな、と僕は思います。はい