AirServer + Synergy + QuickRes で Retina macOS 環境を DIY した

読了まで:約3分


本日の、『 [[お前は一体何を言ってるんだ]] 』案件です。

まず最初にドーン

DIY した Retina macOS もどき

一体、何をどうしたのか

かいつまんで言うと、

[macOS Sierra の Retina 環境] を、 真っ当な方法で [Dell XPS 9560 上で使えるように DIY ]した

です。

用意したモノ……というか今回使ったモノ

  • ハードウェア
    • [[Mac mini late 2012]] (HDD が故障している)
    • [[Dell XPS 9560]] ( [[Windows 10 Pro]] に昨日戻ってきました)
  • ソフトウェア
    • [[Windows 10 Pro]] と macOS Sierra 共通
    • [[Synergy]] (Basic)
  • Windows 側
    • [[AirServer Universal]] (実はまだ試用中)
  • macOS Sierra 側
    • [[QuickRes]] (その昔買った)

やり方

  1. まず、 Synergy で Dell XPS 9560 と Mac mini late 2012 でマウスとキーボードを共有出来る様にする
  • Windows (Dell XPS 9560) をサーバ、macOS (Mac mini late 2012) をクライアントで設定
  • 今回は Wi-fi 経由で接続した。ただこれ、本来は有線でやった方が良い
  • あと、macOS 側では、Unicode Hex Input を足してないと、キーボードが使えない
  1. 次に、AirServer Universal (Windows) で AirPlay Mirroring を扱えるようにする
  • コツとしては、MirroringOptimize forTarget Display にしておく
  • あと、fps (Display で設定できる) を手動で調整 (大体 fps x 2)
  • それと Dell XPS 9560 では GPU に Intel と NVIDIA を積んでるので、NVIDIA を使う様に設定
  1. 最後、macOS で 先の AirServer に AirPlay Mirroring して QuickRes で 強制的に HiDPI 化
  • この際、QuickRes では HiDPI モードを有効にして macOS のアカウントにログイン仕直しておく
  • そして、QuickRes のメニューから AirPlay の 解像度を HiDPI に強制的に設定
  • あと、この際に AirPlay の表示は個別のディスプレイ扱いにしておく

やってみた感想

……! 出来ちゃったよ……!!1

と思ったのも束の間、いくつか問題点として、

  1. マウスポインタが微妙にカク付く。 (ネットワークのレイテンシとかその辺り?)
  2. NVIDIA の GPU を結構使うので、Dell XPS 9560 の排熱が気に……
  3. Dell XPS 9560 はともかく Mac mini が late 2012 で HDD が半死なので色々つらい

という感じのつらみが有り、あと、今回使ったソフトウェアが全部有料で (AirServer と Synergy と QuickRes) 、 試用期間中にお試しに組んでみる、とかしないと、環境作ってみたけどダメだった時のダメージが大きいので、 その辺りもネック。

うん。なので、実用するにはちょっと厳しいかなーという感じでした。はい

以上

まあでも、レイテンシが短い高速なネットワークと、あと速度と排熱が気にならない GPU 環境さえ存在すれば、 ある程度は実用出来るんじゃないかなーと僕は思っています。ただし、 Mac 本体などが要るけど

ま、とりあえず僕としては、 [[Dell XPS 9560]] の [[HiDPI]] Display に [[macOS Sierra]] の Retina なデスクトップを映せたので満足です。はい。

#使い方 #やり方 - #macOS #HiDPI #Synergy #QuickRes - #2017-08 #2017-08-16

にゃるら(カラクリスタ)

『輝かしい青春』なんて失かった人。
次に備えて待機中。

今は趣味でプログラミングをして
生活しています。