Scrapbox.io を使っていて WYSIWYG についての考えを改めた件
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今現在 (2017-05-27) 、僕は、
で、メモの管理を行っていて、今日もなんとなくソフトウェアのアイディア等を Scrapbox.io 上で練っていたんだけど、 その時に、ふと、
良く設計された WYSIWYG はとても使い易いんだなー
と思ったので、その辺りの話を今日は書きます。
僕が WYSIWYG を嫌っていた理由
個人的に、僕は [[WYSIWYG]] 系のテキスト編集を嫌っていて、基本、 ブログとかの文章を書くのがメインの場面では、 専らプレーンテキストベースの編集を好んで選んでいました。
それで、では何故自分が WYSIWYG を嫌い、避けていたのか、と言うと、これは、
正直使いづらい
というのが一番大きな理由で、次点ぐらいに、
構造化されたテキストも書きづらい
と、思っていました。
ただ、これらの点についてよくよく考えてみると、WYSIWYG について、
何故使いづらいと感じ、構造化されたテキストも書きづらい と思っていたか、の直接の原因は、
行いたい事はテキストを編集する事だけ なのに、それを スムーズに行なう事が出来ない
というのがそもそもの話であり、今まで思っていた、
WYSIWYG =使いづらい
と言うのは、
実装が考え抜かれていない WYSIWYG が使いづらかった
だけなのではないか、と今にしては思います。
考え抜かれた WYSIWYG とそうでないモノの違い
それで次に思ったのが、
考え抜かれた WYSIWYG と そうでないモノ の 違いは何か
と言うと、これは、
何かを行う際に、 本来行おうとしている事だけに集中出来るか否か
だ、と僕は考えていて、これは、例えばテキスト編集について言えば、
文章を書く事を妨げない か
という事だと思います。
と言うのも、先の例に上げたテキスト編集だと、本来、テキスト編集を行うと言う場面において、
テキスト編集以外の調整を行う必要がある
というのは、 考えの流れが中断される、文章を書く上で大きなストレス であり、 そのストレスを如何にして減らし、また、感じさせない実装を行うか、というのが、
_考え抜かれ、洗練された WYSIWYG _ とそうでないモノの違い
である、と僕は考えています。
不用意な WYSIWYG は全てを台無しにする
それで最後、これは僕が今回、考えを改めた際に強く感じた事ですが、 もし、仮に、
WYSIWYG な編集画面を提供するか否か
という判断を行う場面に出くわした場合、僕としては、
余程に洗練された実装を提供できない のであれば、 片手間程度で WYSIWYG を提供するべきはない
と思います。
と言うのも、はっきり言って、
使いづらい WYSIWYG は、プレーンテキスト編集以下
と言うのが現実であり、それが原因で、僕みたく WYSIWYG に変な悪印象を持つ原因になったり、 あるいは、サービスから人が離れていく原因になる、と僕は思います。
以上
とりあえず、本日、
を使っていて、上記の様なコトを感じた、という話でした。
本当、 Scrapbox.io の [[WYSIWYG]] は良く出来ている、と僕は思います。はい。