今日、なんとなく自分の 個人 Slack を復活できないかーと思って Slack いじってた時に、ちょっとした気づきを得たので、今日はその辺り書いてみます。
今まで、 チームでの情報共有 とか、あるいは、 情報の整理・共有 という文脈では、
情報にはストック型とフロー型の二種類が有る
と言われている、と僕は認識していて、実際、この二つの分類で大体の情報は分類出来る、 と僕は思ってたんですが、今日 Slack をいじってた時に、
情報の性質は、 ストック型 と ストリーム型 が両極端にあって、 フロー型 という性質の情報は、ストック型とストリーム型の情報が混ざった姿なのではないか?
という事に気が付きました。
それで、ここで言う ストリーム型の情報 とは何かっていうと、基本的なイメージとしては、 Twitter のタイムライン とか、あるいは Slack での日常的な会話 、もしくは、 LINE のでコミュニケーション とかを思い浮べるとイメージすると良いかなー、なんて思うんだけど、ああ言う場での会話って、基本的には、その場で流れていく類いのモノ、というイメージじゃないか、と思うんです。
そして、 情報の流れ を、 水の流れ に例えると、
ストック型の情報 = 流れを堰き止める必要が有る 類いのモノ
フロー型の情報 = 一時的に流れの上に浮べておく必要が有る 類いのモノ
ストリーム型の情報 = 流れるままにする必要が有る 類いのモノ
と言う感じなんじゃないかなー、と。
つまり、情報の性質としては、 ストック型 の様な、 流されるモノを留めておく必要が有るモノ と、 ストリーム型 という、 流れて行っても基本は構わないモノ の両極端の性質が有って、 その間はなだらかなグラデーションになっている 、 と言うのが、まあ、 情報の性質の本質ではなかろうか というのが、今回、思い至った話の内容ですね。はい。
それで、上記の話を総合して実際にソフトウェアに当てはめると、 大体、
- Wiki はストック型
- Qiita や esa.io 等は、ストック型からフロー型の中間
- ブログ や RSS/Atom Reader で読めるフィードの類いは フロー型
- Twitter や Slack などの Chat as a Service は基本ストリーム型で時々フロー型
と言う感じなんじゃないかなーと、個人的には思っています。
ただ、この辺りの話は感覚の話でもあるし、また、人によっては違和感が有るかもしれない話なので、話半分に聞いて頂ければ問題ないんですが、上記のような情報を取り扱う ツール を作るとなると、今回気がついた内容の話については、まあ、ある程度は気を付ける必要があるのではないかなー、と個人的には思います。
と言う事で今回の雑文は以上です。はい。