Dropbox Pro を止めて BitTorrent Sync + Google Cloud Storage Nearline という構成にしてみた

読了まで:約4分


という話です。


注記: [[2018-03-08]] この記事は Nyadgets! というブログをやっていた時の話です。

はい。

っていうか一ヶ月以上、Nyadgets! をほったらかしだったにゃるらコト岡村 直樹(27)です。 メインブログ の方はそこそこに更新していたんですが、こちらは完全に放置してました。すみませんすみません。

ウチコン、すみすみ。

と、言うのはまあ置いておいて。

今回、というか、実はここ数日の間に、

[[Dropbox Pro]] 、契約してるけど、容量結構余ってるし、なんか Linux Server とかにセットアップすんのめんどい

とかなんとかで、

うーん、乗り換えるか!!1

という感じで、

から、

という組み合わせに乗り換えまてした。

実際の構成

で、乗り換えた実際の構成としては、

  • [[BitTorrent Sync]] - デバイス間のファイル同期に対して使用
  • [[Google Cloud Storage]] Nearline - 同期するデータ等の定期バックアップ先として利用

という感じで、 Google Cloud Storage Nearline へのアップロードには、

  • [[Google Cloud SDK]] に含まれる gsutil を 、定期実行する Bash Script から呼び出す

という感じで実現しています。

また、定期実行する Bash Script は、手書きの plist を LaunchAgent に登録するのもめんどくさかったので、

を使ってお気軽な感じで登録して有ったりします。

あと、実際に細々としたデータを転送するのもアレだったのと、いくら Google Cloud Storage が Server Side Encryption を内部的に行なっているとはいえ、生のデータを Google Cloud Storage にブッ込むのはちょっと勇気が必要だったので、実際にアップロードするデータは、

暗号化を施した OSX の Sparse bundle イメージ

にブッ込んで、その Sparse bundle イメージ全体を、Google Cloud Storage Nearline にアップロードする、という形を取っています。

なんで、 OSX がポシャると多分データが取り出せない!!1 という感じには成ると思うんですが、まあ普段使いの OS は OSX El Capitan なので、まあ問題ねぇだろ、細かいことは (ry という感じで使ってますね。はい。

で、使ってみた感想なんだけど……

BitTorrent Sync はまあ多少面倒な部分は有るものの、慣れたら誰でも使えると思うんですが、Google Cloud Storage Nearline にデータをバックアップするのは、さすがに UNIX 系コマンドや Bash Scripting に慣れてない方が行うには、ちょっとハードルが高めな気がします。

あと、この環境、ワリと僕個人のスキルに依存する形で構築されているので、多分、他人には触れないだろうなーとか、思ったり思わなかったり。

それと、

BitTorrent Sync で同期が便利!!1

とか思ったんだけど、ぶっちゃけ実際に複数のデバイスで同期する、というユースケースが、 僕の場合ほぼなかった ので、実際の所、あんまり BitTorrent Sync は活躍してない感じですね。まあこの辺り Dropbox でも大して変わらないんだけれども。

ま、使ってみた感想としてはそんな感じですね。はい。

というコトで以上

です。

で、ちなみにコスト面での云々ですが、今まで Dropbox に 月 $9.99 払ってたのが、Google Cloud Storage Nearline への $0.01/GB という月額コストだけになるので、多分、安くなるかな? とは思うんですが、まだ実際には Google Cloud Platform が試用期間内なので、今のところは、一体月額いくらぐらいで維持できるのかは良く判ってません。

また、Google Cloud Storage Nearline の場合、ほぼ取り出さないデータをアーカイブとして保存するのにはすごく向くんですが、頻繁に取り出したりするデータを保存してデータ取得して、とかしていると、結構コストがかさむ料金体系なので、その辺りには気をつける必要が有ると思います。

あと実際、今構築してある僕の環境では、データのバックアップ先には Google Cloud Storage Nearline を使ってますが、ローカルで使用する場合のデータの保存領域としては、

  • [[Firewire 接続]] した [[Drobo SG]] のパーティションで [[Apple RAID]] 0 を組んだ論理ストレージ

を使用しているので、結構デンジャラスな感じです。特に Apple RAID 0 っていうのが。

それと、Apple RAID 自体、 El Capitan のディスクユーティリティでは構築出来なくなっていて、これもターミナルでコマンドライン使って作るっていう感じなので、まあそういう意味合いでも、

今回みたいな構成は、素人にはオススメ出来ない

という感じなので、まあこれを参考にしたい方なんかは、その辺り覚悟しておいた方が良いと思います。はい。


というコトで本日は以上です。

なんか質問等有りましたらブコメ等でお願いします。はい。

にゃるら(カラクリスタ)

『輝かしい青春』なんて失かった人。
次に備えて待機中。

今は趣味でプログラミングをして
生活しています。