カラクリスタ

「輝かしい青春」なんて失かった人のブログ

Dropbox Pro を止めて BitTorrent Sync + Google Cloud Storage Nearline という構成にしてみた

という話です。


注記: 2018-03-08 この記事は Nyadgets! というブログをやっていた時の話です。

はい。

っていうか一ヶ月以上、Nyadgets! をほったらかしだったにゃるらコト岡村 直樹(27)です。 メインブログ の方はそこそこに更新していたんですが、こちらは完全に放置してました。すみませんすみません。

ウチコン、すみすみ。

と、言うのはまあ置いておいて。

今回、というか、実はここ数日の間に、

Dropbox Pro 、契約してるけど、容量結構余ってるし、なんか Linux Server とかにセットアップすんのめんどい

とかなんとかで、

うーん、乗り換えるか!!1

という感じで、

から、

BitTorrent Sync Google Cloud Storage Nearline

という組み合わせに乗り換えまてした。

実際の構成

で、乗り換えた実際の構成としては、

という感じで、 Google Cloud Storage Nearline へのアップロードには、

という感じで実現しています。

また、定期実行する Bash Script は、手書きの plist を LaunchAgent に登録するのもめんどくさかったので、

Lingon 3

Lingon 3

  • Peter Borg Apps AB
  • ユーティリティ
  • ¥900
Ringon 3

を使ってお気軽な感じで登録して有ったりします。

あと、実際に細々としたデータを転送するのもアレだったのと、いくら Google Cloud Storage が Server Side Encryption を内部的に行なっているとはいえ、生のデータを Google Cloud Storage にブッ込むのはちょっと勇気が必要だったので、実際にアップロードするデータは、

暗号化を施した OSX の Sparse bundle イメージ

にブッ込んで、その Sparse bundle イメージ全体を、Google Cloud Storage Nearline にアップロードする、という形を取っています。

なんで、 OSX がポシャると多分データが取り出せない!!1 という感じには成ると思うんですが、まあ普段使いの OS は OSX El Capitan なので、まあ問題ねぇだろ、細かいことは (ry という感じで使ってますね。はい。

で、使ってみた感想なんだけど……

BitTorrent Sync はまあ多少面倒な部分は有るものの、慣れたら誰でも使えると思うんですが、Google Cloud Storage Nearline にデータをバックアップするのは、さすがに UNIX 系コマンドや Bash Scripting に慣れてない方が行うには、ちょっとハードルが高めな気がします。

あと、この環境、ワリと僕個人のスキルに依存する形で構築されているので、多分、他人には触れないだろうなーとか、思ったり思わなかったり。

それと、

BitTorrent Sync で同期が便利!!1

とか思ったんだけど、ぶっちゃけ実際に複数のデバイスで同期する、というユースケースが、 僕の場合ほぼなかった ので、実際の所、あんまり BitTorrent Sync は活躍してない感じですね。まあこの辺り Dropbox でも大して変わらないんだけれども。

ま、使ってみた感想としてはそんな感じですね。はい。

というコトで以上

です。

で、ちなみにコスト面での云々ですが、今まで Dropbox に 月 $9.99 払ってたのが、Google Cloud Storage Nearline への $0.01/GB という月額コストだけになるので、多分、安くなるかな? とは思うんですが、まだ実際には Google Cloud Platform が試用期間内なので、今のところは、一体月額いくらぐらいで維持できるのかは良く判ってません。

また、Google Cloud Storage Nearline の場合、ほぼ取り出さないデータをアーカイブとして保存するのにはすごく向くんですが、頻繁に取り出したりするデータを保存してデータ取得して、とかしていると、結構コストがかさむ料金体系なので、その辺りには気をつける必要が有ると思います。

あと実際、今構築してある僕の環境では、データのバックアップ先には Google Cloud Storage Nearline を使ってますが、ローカルで使用する場合のデータの保存領域としては、

を使用しているので、結構デンジャラスな感じです。特に Apple RAID 0 っていうのが。

それと、Apple RAID 自体、 El Capitan のディスクユーティリティでは構築出来なくなっていて、これもターミナルでコマンドライン使って作るっていう感じなので、まあそういう意味合いでも、

今回みたいな構成は、素人にはオススメ出来ない

という感じなので、まあこれを参考にしたい方なんかは、その辺り覚悟しておいた方が良いと思います。はい。


というコトで本日は以上です。

なんか質問等有りましたらブコメ等でお願いします。はい。