by @nyarla

日本から世界を動かすレベルの『エンジニア』が出て来づらいのは、そもそも日本という『土壌』の問題の方が大きいのではないか?

–––– | 告げる [セット ]


まー最近なんか小判鮫商法している気が自分でもしなくとも無いんだけど、

という記事を見て、言いたいことが出て来たので、今回はその辺り書きたいと思います。


1. 日本から世界を動かす規模の会社なりエンジニアが出てこないのは、日本の『出る杭は叩き潰す』という風潮の影響が大きい、と個人的には思う

まず最初にこれ。

上記にリンクを記載した記事を書いた方は、

日本から世界を代表するような『エンジニア』が出て来ない、という事が腹立たしい

という様な事を書いていらっしゃいますが、そもそも、『エンジニア』、特に『Web 系』に分類される方々から、

世界を代表する ほど **_ 有名な技術者、若しくは企業を排出する_**

という事象を、

我が国である日本 において、 果たして **_ 許容しうる『土壌』はあるのか?_**

というのを僕は問いたい、と思います。

というのも、ぶっちゃけ日本では過去に ソレに手を伸ばし掛けた Livedoor 社検察が潰してる し、 その Livedoor の 屍かばね から生れた、日本の学生の中で使ってない人はほとんど居ないであろう LINE とかは、 親会社が海外企業 (Naver) になっちゃってるワケですよ。

で、そう言った、 権力層の反感を買ったヒトなりモノなりサービスなりを提供する企業 を、

現実として日本国では潰してしまっている ワケで、 そういった事象が改められて、

その風潮を感じさせない様になる まで、恐らくはそう言った、

というのは、 ほぼ、有り得ない と僕は思うし、また 世間や権力層もそれを許容しない 、と僕は思います。

で、次。

2. 『エンジニア』の方々が『著名』であるのは或る種の結果論だし、またその方々だけに生き様を見せろ、とか言うのは、無責任ではないか

正々堂々と正面から叩きつける様に宣言しますが、先に述べた今現在の我が国日本の全体の風潮、 あるいは空気感から言って、

何がなんだか良く分からん 、と 未だに思われてる Web 系企業

から、

世界を動かすような企業 を排出する

という事柄、事象は、残念ながら、現段階では許容されにくい、と僕は考えています。

そして、そういう風潮が残っている限り、『著名なエンジニア』の方々に『生き様を見せよ』 とか、 あるいは『起業家』の方々に『できうる限り世界を目指せ』とか言っても、んなもん、 これから伸びそう、という最初のその時にその芽を摘み取られるか、あるいは、芽が伸びてきて後もう一歩、 というところで、かつての Livedoor 社の様に、月曜日だったかにガサが入って株価暴落して経営者は逮捕されて、 残ったモノはあれど『Livedoor』という会社は無くなって、っていうのがオチになるのが目に見えてるワケですよ。

それでですね。そう言う状況下でですね、先程も述べたような『生き様を見せてくれ!』とか、あるいは『世界を目指してください!』とか言ってもね、そんなもん日本で行なうにはリスクが大きいとしか僕は思えないし、どこの誰だか判らない人がそういう事を言っても、『無責任』だと思われるのが精々の山だと僕個人は感じています。

また、もう一つ言っておくと、件の記事で Dis られていた @naoya_ito さんとか、あるいは @miyagawa さんと言った方々は、 別に最初から有名だったワケではないし、また最初から今の立ち位置を目指していたか、って問われると、それは違うんじゃないか、と僕は思っていて、恐らく、今の立ち位置になったのは、それまでの経験や技術、もしくは偶然などの要素が重なり有って今の場所に辿り付き、また責任も負う位置に居ることになった、というだけの話である、と僕は思っています。

そして今現在、@naoya_ito さんや、あるいは @miyagawa さんと行った方々が、『著名なエンジニア』と呼ばれているのは、それまでの道筋の一つの結果に過ぎず、それを理由に、いきなり見ず知らずの方に『生き様が云々』とか、あるいは『世界が云々』と言っても、彼らにはほぼ何も響かないだろうし、また、

いきなりお前何言ってんの?

と思われるのがオチだとは僕は思います。

で、最後。

3. 『エンジニア』と言っても Web 系だけでは無いし、またエンジニアリングの会社でも『任天堂』や『トヨタ』、あるいは過去に一世を風靡したの『Sony』 とか色々有るっしょ

えっと、最後、今回のブログ記事を書く要因となった、

という記事を書かれた方もなんとなく気付いてらっしゃるとは思うんですが、 今現在、日本から世界規模のエンジニアリングの企業が出てないか、ていうと、 多分それは違っていて、例えばそれは、ゲームだと任天堂、自動車だとトヨタ、 あるいは半分過去の遺物みたくなってるけれども、立て直しを図ってる Sony だとか、 あるいは、音楽、特に作曲関連だとボーカロイドの基礎部分を作った Yamaha だとか、 色々存在するには存在してるんですよね。

で、

『エンジニア』や『エンジニアリング』

と一言で言っても、 それは Web 系やプログラミングを伴う業界だけではない し、 またそれ以外でも、例えば工業系の加工技術とか、あるいは建築系の職人技とか色々存在するワケで、 それ一言に Web 系だけを『エンジニア』とか言っちゃうのはどうなのかなー、と僕は思います。 ま、この辺り僕も完全には気をつけられているか、っていうと微妙なところは有るっちゃあ有りますけどもね。

以上

なんかもうあと 15 分ぐらいで二時間ぶっ続けでブログ記事を書いていることになりそうな感じですが、とりあえず、

を読んでいて思った事は以上です。

で、最後に、上記の元記事について、もう一度読み返したんだけども、

日本が Tech 界隈的に落ちぶれて行っている

と言う状態に焦燥感を抱くのは判らないでもないけど、それを自分では何もせず、 著名人とかそういう方々に行なってもらおう、と考えるのは、ちょっと筋違いというか、 まあ、

それ、まずは自分から意識を変えていったら?

と、思わないでもないです。まあ、これはいわゆる、

Shut the fuck up and write some code . (うだうだ言ってないでコード書け)

ってヤツですね。はい。まあこの言葉は上記記事のはてブコメで思いだした言葉だけども。

それで、これはまあ一般論かもしれないけれども、 @naoyaito さんとか、あるいは @miyagawa さんとか、 そう言った **著名人的エンジニアの方々だろうと無かろう* と、 ***自分以外の方々に協力を要請する_** 場合、

その方の人生の時間を使うに値する『何か』 (例えばビジョンとか挑戦のしがい等)

や、あるいは、

その方の労働に見合う十分な『対価』 (例えば給与とかその他の報酬等)

を、 きちんと用意 し、

相手方の都合等も十分に配慮した上で、協力を要請する

というのが、本来の筋ではないかな、と僕は思います。

ま、少くとも言えるのは、相手方を Dis った上で相手方の行動を変ようとするのは、策としては下の下だし、 またそういうコトをすると、 自分の人格を疑われる というコトにも成りかねない、と思うので、 その辺りについては、他人の振りみて我が振り直せじゃないですが、自分も含め、各位気を付けた方が良いのではないか、 と思います。


ということで以上です。はい。