カラクリスタ

「輝かしい青春」なんて失かった人のブログ

2015年度8月現在の安保闘争について思うこと

とりあえず、もうそろそろ例の安全保障の議論について今現在思っていることをまとめておきたい、 と思ったので、今日二つ目の記事を、ブログ執筆のリハビリがてら書いてみます。


1. そもそも、与党や政府は、ガチで他国の有事に自衛隊を使って首突っ込ませるための法整備する気あんの?

まず、話の整理からすると、今回の安全保障に対する侃々諤々の議論っていうのは、まあ、シンプルに言えばですよ、

  1. 他国の紛争等 日本に火の粉が降り掛かりそうな時
  2. 日本という国 自衛隊という軍隊『もどき(建前)』を使って
  3. 他所の国の揉め事=紛争 首突っ込む=軍事介入するか否か

って、話だと、 僕は 理解しています。で、この前提で話を進めますが、もし仮に、

本気他所の国の紛争に首突っ込んで軍事介入 する

っていうのならば、それに伴って、

  1. 軍事作戦行動に伴う、 殺人等の行為の取り扱いについての軍法 とか
  2. もしくは、 有事の際の国土防衛の為の法整備 とか
  3. あとは軍事介入に伴うテロリズム行為に対処するための、国内施設の自衛隊を使った警備保安とか

を、きちんと整備しなければならないはずで、その辺り、

与党政府の政治家は本気で取り組んでるのか?

と、僕は思うワケです。

まあこの辺り、僕が知らないだけかもしれませんが、少なくとも、現状、

  1. 軍事行動中の犯罪行為の扱いを決める軍法制定します! だとか
  2. あるいは、テロられて爆発するとスゲーやっかいな原発の警備を自衛隊でやります! だとか
  3. もしくは、殉職した兵士の遺族への生活保障をどうこうします! だとか

そういう、

  • 他国に軍事介入とかを行なう上で必要不可欠な議論

が、サッパリ聞こえてこないワケですよ。で、その状態でですね、

平和なんちゃら法案です〜 戦争法案とかレッテル貼りです〜

とか言ってるの見聞きしてると、

あんたら本当に、 自衛隊(軍) を使って 他国の殺し合い=戦争首突っ込む=軍事介入 する 覚悟とかあんの?

とか思うし、つーか、それでまた日本が戦争犯罪だとか、侵略行為に手を染めるようなことになれば、

最後に 首を文字通り切り落とされる のは、 その国の政治的な最高責任者だからな? その辺り、 本当に判ってらっしゃりますか?

と僕は思います。

で、次。

2. 野党の政治家先生方は、本気で戦争抑止するつもりがお有りでらっしゃいますの?

で、次に思うのはこれで、野党の議員先生方は、

本気で戦争を抑止するための方策とか考えてるの?

ってコトです。

少くとも、 戦争を本気で抑止する というのであれば、それは、

日本に喧嘩を売る(=紛争を仕掛ける) と、それが即、 喧嘩を売った敵国存続の危機になるように仕向ける

という状態に国際政治を持っていく、というのが必要不可欠ではないか、と僕は思っていて、これが例えば軍事的な能力で実現するのであれば、

  • 日本が再軍備し、核武装し、かつ何時でもそれを敵国にぶっ放せるような状態にする

という、

人類最終核戦争上等!

な方向に行くしかない、と僕は思ってるし、現に、冷戦とかの頃は、ソ連とかアメリカとかが、これに近い形で核軍拡してたはずです。

で、逆に平和的な手段で、先にも言った、

日本に喧嘩を売る(=紛争を仕掛ける) と、それが即、 喧嘩を売った敵国存続の危機になるように仕向ける

となると、これは例えば、

  1. 日本のなんらかの産業に相手国を依存させ、経済的に相手のキンタマ握る
  2. 日本のなんらかの文化等に相手国を依存させ、日本に対して紛争を起こそうとすると、その敵国の国民が蜂起しかねないような状態にする
  3. 日本を含む他国間で相手国を包囲し、いざ紛争を起こそうものなら、速攻でその国の経済が干上がる様に仕向ける

というようなコトが、少くとも抑止力となるはずで、そういった面での、

平和的(少なくとも流血の事態は避けられる様)な、相手国への抑止力の保持

が必要になってくるはずで、そういった平和的手段を考えるのであれば、それらが十全に機能するように、国際政治を持っていく手段を考える、というのが与党野党問わず、和平を求める政治家が行なっていく方法論だと僕は思ってます。

が、それなのに、現実の野党議員先生方の行動を見聞きする限りでは、

  1. 抑止力のなんの足しにもならないプラカードを議会で掲げたり
  2. あるいは、あんまり現実に即してない戦争法案だのというレッテル貼りに終始したり
  3. または、与党の上げ足取りに終始したり

みたいな感じで、

あんたら、本気で戦争を抑止する気あんの?

と僕は思ってます。

で、最後。

3. SEALDs とかのデモに参加している人達は、自分達で政治に干渉できうる限りのコネとツテを築き上げるコトが、今後の活動に重要だと僕は思う

まーこれは僕の私見ですが、おそらく、この国の日本では、デモ行進や反対決起集会等を行なっても、

自分たちには関係ないですしおすし

とか思ってる人達に対しては、 まったくもって一片も届かない 、と僕は感じでいますし、また、肝心の与党や政府の政治家の先生方も、

まー のど元過ぎれば熱さを忘れる で、 放っておけば、ほとぼりは冷めるだろう

という感じで、

完全に国民を舐め切ってる

という、方々が結構な数が要るのではないか、と僕は感じています。

また、SEALDs や SEALDs のデモに参加している方々が、自分達の力で本気で政治を変えたいのであれば、

与野党問わず、見込みのある議員先生方 とは、 コネとツテを作っておく

ことが重要なのではないか、と僕は思います。

というのも、こと我が国日本では、

  1. 国会議員が俎上に上げなれけば、問題が国会等に認知されない!
  2. さらに 選挙での支持者集めに役に立たなれば その問題に取り組まない!
  3. また最悪なことに、そもそも 立憲主義とか、あるは天賦人権論の大切さすら解っていない!

という様な、非常に国の政治家としてアレというか、そもそもお前民主主義の敵じゃね?という感じの残念な国会議員がけっこう居るっちゃあ居るので、そういう残念な人を駆逐する意味でも、

問題への理解と良識のある、 選挙には弱い 議員先生方への支援

が必要なのではないか、と僕は思ってます。

っていうか僕が前にちょっとだけ首突っ込んでた表現規制問題でも、

表現規制問題に理解のある議員先生方が落選 し、 アホかこいつは! みたいなのが当選する

という事案は結構有ったので、その辺りを防ぐ意味でも、そういった、

  • 立場は弱いけど、志と良識の有る議員先生方との繋りを得る

というのは重要なのではないかな、と僕は思います。

まーあとは、

自分達で政治を学習 して、 自らが立候補する

というのも有りだと思います。はい。

以上。最後に。

なんかちょっと書くつもりが、もう一時間以上はこの記事を書いてます。いや長いね。分量的にも、時間的にも。

で、 SEALDs とかのデモとかに参加している方々に一つ最後に言っておきたいのですが、この世の中、ヘンな新興宗教とか、あるいは、関わるとロクな目に合わないようなヘンな団体とかが、この手の政治問題に跋扈している感が結構有るので、そういった、

その人々に関わると人生が破滅する

というような、そういう、

あれ? この人達怪しいな……

というヒトを嗅ぎ分ける嗅覚は、なるべく鍛えておいた方が良いです。

で、またこれは僕が自分のブログで再三言ってきた持論ですが、この手の政治的議題では、

  1. 特定の政治問題に首を突っ込む余り、自身を客観視できなくなり
  2. それによって、その主張が先鋭化し過激化する破目になり
  3. 結果、周りから人が離れ、特定の過激な人達からしか理解されなくなる

という事態になることも多々有るように思いますし、かつて表現規制問題でも同じ状態に陥いっていたことが有るので、ちゃんとその辺りには気を使った上で、各自、 自分の責任が負える範囲で政治運動に取り組むのが良いのではないか 、と僕は思います。

ま、過激化しないようにするのと、ヒトを罵倒するだけに終始しないように気を使えば大丈夫だと思いますけどね。


というワケで僕が思ってたことを書き連ねた文章は以上です。はい。いや、本当に長いですね。はい。

で、僕自身は今回の安保法案そのものについてどう思っているか書いておくと、

  1. 本気で戦争・紛争に備えるなら、そのように法案作れ
  2. あと平和的手段で戦争・紛争を抑止するなら、ちゃんと作戦立てろ
  3. そして最後に、平和ボケした政治ごっごしてる暇が有ったなら、現実を視ろ。お前らそれでも国会議員か

って感じです。

つーかまあ、正直、与党とか政府の議員先生方について思うのは、 HELLSINGアンデルセン神父がエンリコ・マクスウェルに言い放った言葉じゃないですが、

気にいらねぇな。 お前たちは『国』に仕えてるんじゃない。『国の力』に仕えている!

って感じですかね。

というコトで以上で終わります。

まーなんか有ったらコメント欄にお願いします。はい。

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