はっきり明言しよう。めっちゃ面白かった!
最近、@drikin さんの ブログで紹介されていた 、
を、 @drikin さんのアフィ経由で買って読んでいて、数日前ぐらいに読み終えたので、今日はその辺りの感想みたいな事を書いてみます。
1. 人間は、自分の不得意とする分野を研究したがる、という話にめっちゃ思い当たりがあった
まあ、今回この本を読んでいて一番印象に残ったというか、
あー、これ。俺もそうだわ
と思ったのがコレ。
ぶっちゃけ僕は 以前のブログ記事 でも書いた通り、アスペルガーシンドローム持ちだった訳ですが、そういうコミュニケーション能力に障害のある僕が、なんで the.chnlr.net みたいな、コミュニケーション系の Web サービス作ったんだろう?と、自分でも疑問に思ってたんですが、今回の増井先生の書籍を読んで、
あ、なるほど、人間って自分が苦手とするジャンルを研究なりしたがるのか!
と腑に落ちました。
で、他にも、僕はこのブログのデザインとかは、ほぼ無駄を無くして、もうこれ以上削れるところがないってくらいシンプルな見た目になっているんですが、これも多分、
ブログの見た目がごちゃごちゃしていると、気が散って本文に集中できない
というのが影響しているのかなーとか思ったり。
まあなので、そういう、
人間は、自身の苦手な分野に対して何かをしたがる
っていうのは、本当になるほどなーと思いました。
ただまあこの一節は、ほんの少しぐらいしかでてこなかったんですけどね。
2. 僕は正直、この本を読んで、ブラウザとか IME とか色々作りたくなりました
で、次の感想がコレ。
なんだろう、増井先生の著書を読んで、
あ、俺もなんか作りてー!!
とすごくなりました。いや、本当に。マジで。
まー僕は以前から OS 作ったりしたいとか、あるいはプログラミング言語を作ってみたいとか、どっちかっていうと高いレイヤーの話から、低いレイヤーの話にプログラミングの興味の対象が移って行ってるんですが、今回、増井先生の著作を読んで、
とか思うようになりました。
で、確かに、増井先生の著書でも言っているように、スマートフォンとかの画面でタイピングとか、結構難しいし、僕も未だに慣れてないので、その辺りマジで慣れるしかないか……とか思っていたのですが、増井先生の、
そもそも、使いにくいコンピューターの方が色々とおかしい!
という主張は目からウロコで、
あぁ、そっか、コンピューターが使いづらいなら、そのコンピューターが使いやすいように、 自分で色々なモノを開発すれば良いんだ! 自分はプログラミングできるんだし!
と、発想の転換ができたのが、すごいよかったかなーと個人的には思ってます。
で、特にスクリーンキーボードとか、あるいは IME とかの使いづらさ、っていうのは、僕みたいにブログで長文を書く人間にとっては死活問題で、その辺りが理由で自分にはモブログとか根付かなかったし、あと Tumblr も長文が書きづらくなったとかが理由で、Tumblr から距離を置きつつあるので、その辺りもまあ自分で自分がつかやすい用に開発とかすりゃあいいんじゃん! って思い至ったのは、本当に大きかったな、と思ってます。
3. 『本当に使いやすい インターフェースとは何か?』 と考え続けてる増井先生マジパナいの!
最後に思ったのがこれ。
ぶっちゃけ僕は人の事を尊敬したり、あるいは憧れたりしたりっていうのはほとんどないのですが、今回の増井先生の著書を読んで、増井先生が僕の中で尊敬できる人第 2 号になりました。で、1 号は誰かっていうと、職業として小説家やってる(た?)森博嗣先生。あの人もすごいっていうか、尊敬していたりします。個人的に。
で、まあ本当、今回、増井先生の著書である、
を読んで、色々と気づきがあったりしたし、あと自分も色々と挑戦したいコトとかできてきたので、その辺りに取り組めたらなーとか思っているんですが、まあ僕のリソースは有限だし、あと出力も結構弱いというか続かない傾向が続いているので、ちょっとずつではあるんですが、色々と作って公開できたならーとか思ってます。はい。
というコトで以上
感想文という名のただの読書体験語りは終わりです。はい。
いや本当、この書籍、名著だと思うし、あと増井 俊之先生という、尊敬できる人物を知ることができたので、本当、今回この書籍を買って正解だったと思ってます。まあ買ったのは電子書籍 (Kindle) だったりはするんですけど。
あと今回の書籍、 @drikin さんのブログでの紹介記事、
日本語入力の第一人者増井俊之さん著書「スマホに満足してますか?」を読んで考えたこと
で知っていなかったら買わなかったと思うので、 @drikin さんにも感謝です。はい!
ということで以上、ざっくりとした、
の読書体験レポートでした。
ま、人によっては響く響かないがあるとは思いますが、興味を持たれた方は一度読んでみると良いかもしれません。 まあ 1000 円もしないので、よかったら一度購入してみては? と思います。
というコトで終わります。まる