LGBTという区切りは、そもそもおかしいのではないか?

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と、前々から思ってるので少し書く。


いや、なんと言ったら良いのかちょっと難しいんだけど、人間の性別とか、あるいは性愛対象の話って、

LBGT

という単語で言われている、

  1. レズビアン
  2. ゲイ
  3. バイセクシャル
  4. トランスジェンダー

だけ では区切れないと思うんですよね。

つーのもなんだ、

  1. レズビアン
  2. ゲイ
  3. バイセクシャル

は、あくまでも、

性愛対象 というレイヤーの話

であるのに対し、

トランスジェンダー

というのは、

自我が自己認識している性 のレイヤーの話

だと思うんですよ。

で、さらにこのレイヤーの下に、

身体の性 というレイヤーの話

があり、これには、たとえは 性分化疾患 とかの話も含めるべきではないか、と僕は思うんですよね。

で、僕もつい最近になってから、自分が MtX の素因がある、と認識したワケなんだけれども、自分が実は当事者だった、という自覚を持ってから今の今までに思ってるのは、人間の性って、

  1. 身体の性
  2. 自我の性
  3. 性愛の対象

というレイヤーで話を分けるべきであって、これを混同して話すのってどうなの? とか個人的には考えてるんですけど、それ以外にも、

  • 人間というか生物には、 雄(男)雌(女) しかない

と言うのも、まあ間違っているんじゃないかなーと思う訳です。

で、なんでそういうコトを言うか、というと、これはまあ人間も含め、生き物には、

  • 性分化疾患

と言うものが存在し、まあこれは一種の先天的な遺伝子疾患なんだけれども、まあ定型ではない性別というのが存在するワケですよ。

まあこれは分かりやすく言うと両性有具とかそういう話なんですが、それも含め、まあなんだろね、そう単純に、

LGBT

という区切りで話ができるほど、人間の性ってスッキリ分類できるモノじゃないよなーというのが、僕の実感ですね。


で、僕が思うに、人間の性、及び性的指向って、

  1. 身体の性
  2. 自我の性
  3. 性愛の指向

の三つが組み合わさって出来ている、と思っているし、またこれも、

  1. 男性
  2. 女性

という単純な区切りで区切れるモノでもないよなーとか思ってます。

というのも僕の 自我の性 がそうなんですが、ぶっちゃけ僕は

  • 自己の性別の認識が揺らいでいる

という感じの自己認識なので、ぶっちゃけて言うと、まあ一応身体は男性だけど、かといって男性的な男性でもないし、だからと言って女性的な男性でもない、という、実に中途半端な感じなので、まあ自我の性も含め、

  1. 男性
  2. 女性

の二つでも区切れるモノじゃないよなーと思う訳です。

で、これが身体の性で言っても、非定形の性別が有るように、これもまた単純に、

  1. 生物学的男性
  2. 生物学的女性

と区切れるモノでもないっぽいので、その辺りもまあなんというか、人間で不思議なモノだなぁと思う訳です。


最後にまとめると、人間も含め、生き物と言うモノは、単純に、

  • 雄(男性)
  • 雌(女性)

で分けられるモノではない、というが今回の話のまとめですね。

つーか僕自身も自我の性が男性なのか女性なのかあんまり判別ついてない感じなので、まあその辺り含め、非常に微妙な話では有りますけれども。

で、まあなんだろ、僕としてはこの非定形の性を持つ方への扱いは、

  1. 当人が、どちらの性に属する人間として扱って欲しいか
  2. また、社会生活に置いて、どの様な配慮を行ってほしいか

という辺りをヒアリングして、その当人の希望する扱いで扱えばいいんじゃないかな? とか思ってます。

まあ僕の場合だと、MtX 的な素因は持っているけれども、基本的には男性として扱ってくれれば問題ない、と思っているので、基本は男性として扱ってもらえればなーと思ってはいます。ただまあ、男性的な男性ではないのは確かなんですけどね。

ま、そんな感じで。

以上、人間の性別は二元論で分けられるほど単純じゃないよって話でした。終わりマース。まる。

#FIXME

にゃるら(カラクリスタ)

『輝かしい青春』なんて失かった人。
次に備えて待機中。

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