僕はぶっちゃけ、
- 佐村河内ゴーストライター問題
については、
ああ、これ、クリエイター界隈にある、騙りエイター問題の特大版みたいなモンだよね
と思ってて、10 何年もそれをやり続けていた、という点で、あきれてモノが言えないというか、逆に、良くその嘘がここまで持ったよなぁっていう、ある種の関心さえしていたんだけども、この件に関する、
というまとめを見て、こりゃ一障碍者として一つ言っておいた方が良いかなぁと思ったので、その辺り今日は書いておく。
1. そもそも『障碍者手帳』や『障碍者年金』は申請しないともらえないし、申請しても必ず交付なりされるモノでもない
えーっとまず最初に言っておくと、多分これ、障碍者と無縁の方々は知らないコトじゃないかなぁと思うんですが、
- 一般に言われる『障碍者手帳』というものは
- _ 交付申請しないと、そもそも交付されないし_
- また、 _ 申請を行ったからと言って、必ずしももらえるモノでもない_
というシロモノだと、一応明言しておきたいと思います。
いや、コレ本当の話で、僕の場合、精神の方の手帳なんですが、僕が統合失調症を発病したのは高校生の時ですが、実際に手帳の申請をし、手帳を交付してもらったのは、成人して数年経ってからだったように思います。
で、さらに言えば、精神の方の障碍者手帳も、ある程度の基準があって、詳しい事はあんまり覚えてませんが、確か、
- 精神の一級=人間として機能する事すら困難な人が対象らしい
- 精神の二級=相当症状が重く、かつ継続している人が前提っぽい
- 精神の三級=精神障害者入門みたいな感じ。それでも割と中程度に重い人中心
という感じだったように思います。
あと、精神の手帳に限らずだとは思うんですが、
- 障碍者手帳は、 _ 実は有効期限ある=更新する必要がある_
- 障碍者手帳を更新する際には、 _ 医師の診断書が必要な場合がある_
- 障碍者手帳は、 _ 障害が軽減された場合、その所持資格を失う_
という感じで、実は更新する必要があったり、また、障害が軽く成りよくなった場合、その所持資格を失う事もあったりなので、
障碍者手帳には、実は有効期限がある
というコトも知っておいて欲しいと思います。
で、さらに言えば、
- 障碍者年金
というモノに関しても、これ、障碍者の方が全員もらっているか、というとそうでも無くて、これまた僕の精神の方の話になりますが、
- 精神の障碍者年金は、 _ 精神障害者二級からしか受給申請できない!_
- で、さらに、 _ 障碍者年金を受給するには、受給までに年金をキチンと納めておく必要がある_
- あと未成年時からの障害が原因で受け取れる障碍者向けの年金は、『障害基礎年金』である ちなみにこれは _ 本人の所得に応じて減額されたりもする_
という風になっています。
で、僕はまだ恵まれているというか、行政による支援が受けられるぐらいには、障害の程度が重かったんでよかったんですが、これが、 中途半端な障害が有ったりする と、
- 日常生活に、ある程度の困難があるにも関わらず
- _ 行政等から、障碍者としての支援が受けられないため_
- _ 障碍者本人に、重い負担がのしかかってくる_
みたいな話もあるそうです。
ちなみに僕は、最初、障碍者手帳をもらったときには、精神の手帳三級でしたが、次の更新で二級となり、障害基礎年金の 受給申請の資格 を得たので、クッソめんどくさい書類とか用意して、障碍者年金を受給するに至りました。
が、その時に、確か妹から、
にいやん(俺のコト)はまだ年金がもらえたから良い方で、世の中には、 中途半端に障害があって、年金受給資格を得られず、困窮してる人もいるんだよ!
的なコトを言われたのを今でも覚えています。
まあ要するに、何が言いたいかっていうと、
- _ 障害がある ≠ 障碍者手帳を持っている_
- _ 障碍者手帳を持っている ≠ 障碍者年金をもらっている_
- _ 障碍者手帳や、障碍者年金の交付 or 受給資格は、有効期限がある_
というコトの三つです。はい。
2. 佐村河内ゴーストライター問題は、聴覚障害者が云々というより、彼の人が『大ほら吹き』だったコトに原因がある
と僕は思います。
要するに、 佐村河内某さんが、
完全に耳が聞こえない
という大嘘をつき、かつ、
- 他人に曲を作らせ、それを自分名義と偽って発表していた
という辺りが彼の人の罪であり、それ以上でもそれ以下でもない、と僕は思います。
で、あと僕は、
彼の人の聴覚障害のすべてが嘘っぱちである
というのは、多分違うだろう、と思っていて、その辺りについては、まあ伝え聞く限り、彼の人が、大げさというか、まあ、障害の重さを偽っていた、っていう話であって、彼の人に完全に聴覚障害がないというは、多分違うだろうと思ってます。
ただまあアレだ。彼の人の場合、自身の障害の程度を重く見せかけ、かつ、それを元に障碍者手帳を交付されてたりするので、その辺り、なんかの法律に引っかかったりするのではないかなぁ、と僕は思います。
あと、障害の程度をごまかされたりすると、そもそもの、障碍者手帳制度そのものについて、なんか締め付けられたりとか、あるいは審査が厳しくなり過ぎるとか、そういう問題が多分起こってくるだろう、とは僕は思うので、そっち方面で、
何やらかしてくれたんだこの人。
と思わないでもないです。
3. あと騙りエイター問題について
まあ僕は正直、最初にも書いた通り、今回の
- 佐村河内ゴーストライター問題
については、まあ、
- 超特大の騙りエイター問題
でしかない、とは思っているんですが、この騙りエイター問題、創作が絡む業界では結構ある、というのは伝え聴いていて、まあ togetter 辺りにいくつかまとまってた様に思うんですが、一応言っておくと、
- 騙りエイター行為を行う
というコトは、最悪の場合、
詐欺罪
にも問われる事案だと思うので、その辺り、 マジ迷惑だから止めろ! とは思います。
つーか マジ迷惑 ですみゃ良いですが、場合によっては、 発注元に金銭的被害が出たり 、あるいは、 発注元の法的責任問題になりかねない場合もある 、と僕は思うので、
騙りエイター行為を行う のは、 _ ガチで止めてください_
と言っておきたいと思います。アレだよ? 最悪の場合で刑務所行きだからね? 騙りエイター行為は。
4. というコトで以上です
えーっと今回、ホワイトにゃるらで書きましたが、本当、前半辺りが長いですね! つかこの記事を書いてる時間もなげぇよ! もうさすがに疲れてきたよ! という感じです。はい。
で、僕としては、佐村河内某さんに対しては、
あきれてモノが言えんわ
という感想しか出てこないので、別に彼に石を投げる気も起きないのですが、一応言っておくと、別に彼の人に石を投げたって、何も解決しないし、それってただの鬱憤ばらしだよね、とは言っておきます。
まあ、彼の人によって、金銭的被害を受けた、とかあるなら、まあそれはそれで、しかるべき処置を取る、というのは、当然のコトだとは思います。が、それでも感情に基づき、石を投げるのは止めてほしいなぁと思う次第です。
まあ正直僕は、今回の件、割とどうでもいい感じで、この人、多分もうこの業界で仕事はできんだろうな、とは思ってるんですが、どうするんだろうね。今後の生活とか。奥さんとかに別れてほしい、とか言ったそうですけれども。
ま、とりあえず、
- 佐村河内ゴーストライター問題
について、思ったコトや、言っておきたかったコトは以上です。
あとなんか、ブラックジャックによろしくの人が、ホリエモンも小説にゴーストライター使ってた告発してたんですが、その辺りなんだろう、あ、そうなんですか、って感じですね。
っていうかまあ「拝金」とか「成金」は、僕が多分苦手なタイプの小説だと思っていて読んでいないので、なんとも言えない感じですが。まあでも、それはどっちかって言うと有名人はみんなゴーストライター使ってるよ的な話ではないのかなーとは思います。
というコトで本日の記事は以上です。
あ、ちなみに、僕のブログはすべて、
- にゃるらコト岡村 直樹(26)
が書いております事を、あらかじめ申し上げておきます。
というワケで本日の一言いいたかったコトは以上です。お疲れさまでした。
P.S.
ちなみにこの記事、書き上げるのに二時間ちかくかかってる気がします。
もうはらへったよ、パトラ(ry
#FIXME