前々からの疑問点ですが。
別にこれは児童ポルノだけに限らず、
- デジタルな法禁物
が法によって制定されて施行された後、
という問題はどうなるの? という話です。
過去に
に載っていた事例では、
という感じで判決でてるよーというのを見たことがあるんですが、 もし仮に児童ポルノが法禁物になったとして、
と僕は思うワケです。
まあ当然全うなサービスで利用規約等がある場合だと、 当然違法なやり取り等は規制されているワケですが、 例えばこれが個人の Web サービス等の場合、 利用規約とか特に定められてないわけです。
例えば、
- ふたばちゃんねる
- としあき@しおから
- 萌え連
みたいなふたば系掲示板では、 エロ画像のやり取りもされているわけですが、 上記のような成人向けコンテンツを含む画像掲示板って、
- 成人向けコンテンツを提供することを目的としている
- よって、これらは「自己の性的好奇心を満たす目的」で設置されていると見なされるのではないか?
- → 即ち、これらサービスに児童ポルノが掲載されたら、運営者や閲覧者もろとも所持罪で摘発
となってしまうんじゃねーの? とか思っているわけですが、 その辺りどうなるんだろう? というのが僕の疑問です。
で、プロバイダ責任法とかみた感じでは、
等に対する規定はあるっぽいんですけど、
- 児童ポルノを含む、デジタル法禁物
に関しては、規定がないっぽいんですよね。 だから、その辺りどうすんのかなーと思う訳ですよ。
特にコンテンツプロバイダの場合、 違法なデータのやり取りを監視するために、 ユーザーコンテンツを覗く場合もあるわけですが、 その、
- 管理のためデジタル法禁物を閲覧する行為
が、
- 確実に罪とはならない
というようになってないとなると、 運営管理業務してたら逮捕された、 とかアホなコトになりかねんワケです。
で、さらに言えば、先に上げた児童ポルノ掲示板の例を見るに、そういった、 デジタル法禁物が集まりかねない Web サービス等を運営すること自体が、 単純所持罪なり提供目的所持罪なりの幇助 or 主犯での既遂、 になるのではないか、と僕は思う訳です。
んでもって、多分自民公明維新の阿呆な先生方は、 この辺り全く持って意識していないと感じるんですよね。
つかむしろ、公明党と日本維新の会はどうかは知りませんけど、自民党の場合、憲法改正案で正々堂々真っ向から天賦人権論を否定してますし、 また、
http://snn.getnews.jp/archives/94912児童ポルノ禁止法改正案附則 2 条の「調査」は初めから表現規制の実施が前提だった! 山田太郎参院議員が衝撃の解説 – SNN(Social News Network)
という記事で暴露されてるように、ロリエロ規制は序の口で、 今後は暴力表現とか殺人表現を規制しよう!という感じらしいので、 自民党は、自分たちの価値観を押しつつけた、
文化浄化
を狙ってんんじゃねーのとか感じでおります。
まあ最後の方は話がズレてる感じがありますが、 自民党は本当、毎回懲りずに阿呆な改正案だしてくるので、 いい加減にして欲しいです。
特に今はエロ関係だけがターゲットになってる感じですが、 彼の先生方は暴力表現とか殺人表現も規制したがってるようで、 それって極論に走ったら、 児童向けコンテンツでも暴力性があるから規制します! みたいな話になりませんかね。
だって、仮面ライダーとか戦隊モノって敵は殺してますし、 あとプリキュアとかセーラームーンも、 結局の所は殴り合いじゃないですか。
あとこの世で人気のあるコンテンツって大抵、
- 殴り合い
- 殺し合い
- えろかわいい
が含まれてるわけで、これらを除外した人気コンテンツなんて、 ほとんど成立しないんじゃね? とか思います。
いや本当、この表現はフンダララで規制だー、みたいなのは、 日本の豊かなコンテンツ産業を、 ぺんぺん草も生えない不毛の地にするような行為なので、 本当そういうのはやめにしてほしいです。
つかクールジャパンでコンテンツ輸出だ! とか言ってる口で、 特定表現は規制だ! って言うのは、もうね、アホかと。バカかと。 お前ら何も分かってねーだろクソが! って思います。
というわけで以上。
なんか話が変わってますね。あれ?