そもそもクリエーションに絶対的価値なんてない

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と​いうより、​この​世の​すべてに​絶対的価値なんてない。

こういう​価値観は​仏教的価値観かもしれないけれど、​ そも​そもに​おいて、​この​世の​すべてに、

絶対的価値

と​いう​モノは、​ 存在し得ない

これは​お金とか​株式とか​債券とか​貴金属とか​なんでも​そうだけど、​ そういった​類いの​モノに、​価値が​あるだの​無いだのと​いう​話は、​ 多数の​人間が​「価値」と​いう​モノを​見いだしている​共同幻想みたいな​モノである、​ と​僕は​思う。

つか、​モノの​「価値」なんて​言う​モノは、​個人個人が​勝手に、

  • それには​「価値」が​有る

と​いう​認識を​しているだけであって、​ それ以上の​モノでも、​それ以下の​モノでもない。

クリエイターは​自分が​ビジネスしてるって​自覚は​ある?

んで次。

某家入氏の​未払い​問題でも​多分そうだと​思うんだけど、​ クリエイターの​クリエイションに、​価値を​見いださない、​ と​いう​人は​それなりに​いる、と​僕は​思う。

まあ​某家入氏の​問題は、​契約不履行とか​支払金未払いとか、​ そういった​ビジネス上での​金銭トラブルの​類いでは​あるけれど、​ 基本、​クリエイターでない​人に、​クリエーションの​コストだの​価値だのを​認めろ、​ って​言っても、​あんまり​ピンと​来ない​話でしかない。

と​いうか、​僕が​思うに、​そういった​契約不履行とか​支払金未払いとかの​問題は、​ 相手側に​問題が​あるのは​当然と​して、​そういった​問題を​起こす取引先を​選んでしまった、​ と​いう​点で​クリエイター側の​問題だと​思ってる。

つかね。​何でも​そうだけど、​クリエーションの​価値や​コストに​ついては、​ それを​実際に​行う​クリエイターに​しか​分からない話であって、​ 取引先が​それを​察して​汲み取ってくれる、​なんてうまい​話は​この​世にはない。

だから​こそ、​交渉力とかが​必要と​なってくるんだけれども、​ 基本的に​クリエイションを​業と​して​行う、と​いう​ことは、​ それは​クリエイションを​ビジネスと​して​行う、と​いう​ことであって、​ それは​すなわち、​自分達の​行為や​成果を、​相手に​「価値」が​ある、​と​認めさせ、​ かつ​「対価」を​確実に​回収する、と​いう​「事業」である、​ と​いう​ことがいえると​思う。

まあ​その​辺りに​近いことは、

と​いう​記事で​前にも​書いた​ことでは​あるけれど。

クリエーションの​価値は​自分で​つり上げろ

つか​僕が​前々から​思ってる​コトだけど、​クリエイターが、

  • 自分達の​クリエーションに​価値を​認めてくれない!

だとか、

  • 自分達の​クリエーションが​安く​買い叩かれている!

とか​言って、​そういう​クリエーション軽視した​所を​叩いてる​人が​結構いるけど、​ んな​もん、​自分たちが​相手に​価値を​認めさせられる​ほど、​ 実力が​無い、って​話なだけだろう、と​僕は​思う。

つか、​クリエイター業に​関して、​仕事が​ないから​仕事先を​選べない、​ と​いうのは、​ベンチャーや​スタートアップで​言えば、​ それは​自分たちの​ビジネスプランが、​馬の​クソだった、と​いうような​類いの​話で、​ 相手方を​叩いたりしても、​何も​解決しないし、​ むしろそういった​叩いてるだけで​自己満足してるだけど​したら、​ ああ、​こいつらは​口だけの​無能ね、と​いう​風に​思われるのが​オチだと​僕は​思う。

つまり、​何が​言いたいのか、と​いうと、

  1. クリエイションの​価値と​コストは、​本人に​しか​分からない
  2. クリエイションの​対価は、​自分たちで​交渉しなければ​買い叩かれる
  3. _ クリエイションの​価値は​自分で​つり上げろ!​_

と​いう​感じです。

おわり

まあ前から​思ってる​話では​あるけど、​職業は​クリエイターです、​ って​いう​人の​内、​半分趣味で​やってるような​人って、​ この​辺りの​現実が​見えて​ないんじゃないかなーと​僕は​思う。

つか​僕が​思うに、

俺の​クリエーションに​価値を​認めろ!

と​いうのは、​ただ​叫んだ​ところで​実現されるわけでも​ないし、​ また、​よりにも​よって​ビジネスの​現場で​こういう​コトしてるのは、​ もう​アホか、と​いうより、​お前自分の​ビジネスの​ケツも​拭けんのか、​ と​僕は​思ってしまう。

だから​僕は、​前に​ 無貌断片 で​書いた​記事、

でも​言ったように、​クリエーションで​食っていきたいな、​ と​思ってる​人は、​そう​思ってる​思いが​強ければ​強い​ほど、​ ビジネスマンと​して、​クリエーションを​ビジネスモデルとした​起業家と​しての、​ 覚悟なり、​経営戦略が​必要なのではないかな、と​思います。


とりあえず​今日ふと​思った​コトは​以上。

長いですね。​これ。

#FIXME

にゃるら(カラクリスタ)

『輝かしい青春』なんて失かった人。
次に備えて待機中。

今は趣味でプログラミングをして
生活しています。