日本維新の会のオワコン化について
そもそもの話、橋下氏は山口県の光市母子殺害事件の弁護団に懲戒請求をテレビで呼びかけ、 件の弁護団に DDoS 攻撃を仕掛けた、という時点でなんだこいつ、とは思っていた。
で、その後政界に進出し、色々と物議を醸しながらも、 まあ頑張ってるんだなぁと思って、ちょっと見直したところもあった。
んで、先の衆議院選で国政に進出し、いよいよこれは期待できるかな? とか思ってたんだけど、事もあろうに石原のおじいちゃん軍団とくっ付いてしまい、 正直、ああ、こりゃダメポ、と思いました。
しかも日本維新の会の役職を、ほとんと旧太陽の党に乗っ取られているという話もあって、 ああ、ここも老人による老人の老人のための政治を行う党になるのか、 と暗澹たる気分になりました。
そもそも、維新の会の新人は、橋下氏に賛同し、この日本を良くしよう! という意志のもと集まってたはず。それが結局、旧来然とした老人たちに役職を取られ、 老人が顔を効かせる党みたいな感じなってしまった。
大阪に近い三重の有権者の僕としては、今回の維新の会の流れはこう言う感想しか持てないし、 また、日本維新の会も内ゲバみたいな分裂劇を経て、支持を失いあだ花として散って行く、 という風な未来の結末が見え隠れしているような感じがする。
まあ、ここからどう維新らしさを出していくかが、橋下氏の腕の見せ所だとは思うけど、 あの石原のおじいちゃんとか、旧太陽の党の面々だとか、そういった老人勢力と、 若い新人勢力の意見、価値観、政策、方針、といった要素のすり合わせを、 いかにして不満を抱かせずにやっていくか、というのが、今後の課題として、 橋下氏に重くのしかかってくると思う。
僕としては老人勢力とは手を切って欲しい、とは思ってるけど、 まあ維新の会については、期待四分の一、呆れ四分の三、 辺りで今後も注視して行きたいな、と思います。
まあ途中まで期待してたはずなんだけどなー。 どうしてこうなった。