今日、実に久しぶりに Google+のダッシュボードを見ていたら、 otsune さん経由で
というのを見つけたので書く。
自民党の改憲案がヤヴァイ
基本的に、
- 自民党
- 改憲案
- ヤバい
で検索すれば色々出てくる。
あと具体的にどこがヤバいかは上記、リンク参照。
僕が自民党に投票してはならないと思うたった一つの理由
自民党の改憲案でヤバい点は、大体要約すると、
- 公益および公の秩序 >> 超えられない壁 >> 国民の権利
- 基本的人権の保障の削除
- 天皇陛下を国民の象徴から国家元首へ
という点等があるんだけど、一番ヤヴァイと感じたのは、
全て国民は、この憲法を尊重しなければならない
と改憲案に書いてあること。
はっきりきっぱり言いますが、
憲法とは、国民が国家を縛るための手綱です。
間違っても、国家が国民を縛るための鎖じゃありません。
基本的に、民主主義国家における憲法というのは、 国民憲法と呼ばれるように、国民が、国家に対して縛りを掛け、 国が、国民の権利や国民の自由を理不尽に奪えないようにするための手綱です。
それがどっこい、自民党の改憲案は、この 国民から国家への手綱 を、
国家から国民への鎖 にしようとしているわけです。
自民党が何をはき違えてたのかは知りませんが、自民党は、
日本という国 を、
人権も自由も守られない、独裁国家
にしたいのでしょうか。
陰謀論に走る気はないですが、今現在の自民党の改憲案は、 国民を国家によって抑圧し、積極的戦争を肯定し、 あげく天皇陛下万歳と叫びながら玉砕していった、 日本の戦前回帰のための布石のようにしか見えません。
というか、一有権者として、若くても選挙は必ずいってる僕からすれば、
国民憲法の根幹をくつがえすような改憲案出してきた自民党
に、
この国難の中の日本国を預けてもいいものか
と思います。
おまけ: 自衛隊 → 国防軍に対する僕の意見について
まあ上記意見のついでに書いておくと、 僕は自衛隊を国防軍として憲法に明記する、 というのは、特には反対しない、という立場です。
なんでかって言うと、どっかの政治家がいってるように、 日本の自衛隊は海外からすればジャパニーズアーミーですし、 また、中国や北朝鮮と言った国家が、現実の脅威として、 日本に対し軍事侵攻してくる _リスク=不確定要素_ がある以上、 それに対抗する国防軍は必要だと思うのです。
ただ、どっかの石原おじいちゃんが言ってるように、 日本が核を保有するとか、あるいは積極的に戦争を肯定するようになるのは反対です。
というのも、もし日本が核保有をすれば、 たぶん核拡散に歯止めがかからなくなる可能性があるし、 また諸外国の理解も得られず、日本が国際社会上孤立する、という懸念がある上、 積極的に戦争を肯定すれば、中国や北朝鮮が黙っていませんでしょうし、 また実際に戦争が起きてしまった場合、 下手打つと第三次世界戦争がおきかねない、と思うからです。
まあなんで僕のとってる立場をまとめると、
- 国防軍の保持には賛成
- ただし、戦争の積極的肯定や、核保有には反対
と言ったところでしょうか。
ま、これはあくまでおまけ、と言ったところで。
まあおまけはこの辺りで切り上げますが、僕は一有権者として、 国民のための憲法を、国家のための憲法とするような改憲案を出した政党には、 一切投票しないつもりです。
まあ前々から自民党は表現の自由等、国民の権利を制限したがっていた政党ですし、 一回下野したせいで、それがより強烈に濃縮されてしまった、 と言った感じなんでしょう。
ま、アレだ。国民から人気のあった石破氏を差し置いて、 健康上の問題で総理をやめた安倍を総裁に選んでる以上、 むべなるかなって感じですが。
#FIXME