ジュンク堂名古屋ロフト店で楽天のKoboを触ってきました!

読了まで:約6分


こんにちま!

いつも心にデジタル書籍、悪い意味で薄い本が恋人、 にゃるらコト岡村 直樹(24)です。皆さんこんにちま!

最近は電子書籍が流行るとか流行らないとか言っていて、いやちょっとまて、 電子書籍らしきものはヲタの間ではえろげーとかで流行ってるよね? とか思っているのですが、皆様はその辺りどうお考えでしょうか?

まあ僕はその昔、 無貌断片 という個人的裏日記で、

という記事を書いていて、あんまりここらか変わってないのですが、 とりあえずそれはさておき。

さて、本日の話題。

僕は昨日、久しぶりに名古屋へ遊びにいって、とらのあなでえろくて薄い本を大量 IYH! とかしていたのですが、それと同時に、前々から気になっていた、

を名古屋ロフト点でチェックしてきました。

まあなんで今日はせっかくなので、 Kobo を触ってきた感想とかレポートしたいと思います、

Kobo って何よ

Kobo は何かっていうと、E-ink 技術を採用した、イマドキの電子書籍端末です。 お仲間は Sony の Reader とか、近日発売と言っておいておきながら、 ちっとも出てこない Amazon の Kindle とかが該当します。

で、Kobo は元々はカナダ等の北米中心展開をしていた、 海外メーカーのブランドだったのですが、 いつぞやだったかに日本の楽天が企業買収し、 今年の 7 月に日本の電子書籍業界に参入しました。

で、端末は 7 月の 19 日に発売され、不具合で祭りになったり、 あるいは、不具合酷評レビューを意図的に決して炎 joy したり、 電子書籍書店がびみょいとか、社長が超強気発言したり、 あるいは市場から失敗と見なされて楽天の株価が下がったりと、 本当に色々な事件等があり、なんか乗るしかない、このビックウェーブに! って感じなのが今現在の様子です。

Kobo の出来加減、と使いやすさ。

そんな Kobo なんですが、触ってみた感想としては、超シンプルでした。

まず、Kobo は、

  1. 読書関連機能
  2. ちょっとした手書きメモ機能
  3. 数独ゲーム
  4. インターネットブラウザ

ぐらいの機能に絞り込まれていて、 しかもそれが超シンプルな画面で構成されているという、

で書かれているコトを実践したかの様なシンプルさでした。 まあでも、ちょっと洗練さに欠けるかなーと思わないでもないですけど。

で、そんなシンプル極まりない Kobo ちゃんですが、 僕が触った端末では、ちょっとタッチパネルに癖がありました。

というのも、ポップアップがでるメニュー項目で、 僕が画面を何度タッチしても反応せず、 Kobo の社員の人が触ると反応する……という感じのコトが多々あり、 タッチの加減がちょっと難しいかなーと感じました。 この辺り、Sony の Reader はもうちょっと反応が良かった気がする。

あと、Kobo は起動してすぐに操作を連続させると、 ちょっと反応が遅延して反映されたりするので、 そこら辺もなれが必要になるのかなーとか思います。

それで肝心の読書機能なんですが、これは問題ない、と思います。 ページめくりはタッチでもスワイプでも出来たし、 しおりを付けるのも、右上隅タップでできるので、 それなりに使いやすいんじゃないかとは思います。

ただ僕の場合、電子書籍専用端末を持った事がないので、 使い込んだ時の使い心地はちょっとわかりませんが。

Kobo の電子書籍書店について。てらかおす

Kobo の電子書籍書店は、なんというか てらかおす 、らしいです。

ちょっと調べてみた感じでは、

なんか分類がおかしい

というのが正直な所。あと、

英語の書籍混ぜんな

って感じでしょうか。

Kobo 自体が国際的に展開してきたサービスなので、 ある程度は仕方ないのですが、もうちょっとローカライズできんかったんか、 というのが正直な感想です。分かりにくい、って言うよりは、 何コレカオス? って感じ。あれは買いづらいわ。

Kobo の不具合について

なんがぐぐると色々ありますが、今現在の所、発売当初の Kobo の不具合については、 一応の所は解消しているそうです。なんで、 今から買う分にはそうは心配しなくていいっぽい。

ただまあ、初期の不具合がエンバグする可能性は無くはないし、 あと不良端末つかまされるコトもないわけではないっぽいので、 その辺りはちょっち覚悟を決めておいた方が良いかもしれません。

Kobo の値段について。

Kobo のお値段はなんと 7980 円。まず、 国内の E-ink 端末としてはぶっちぎりの安さだと思います。

ただ、ちょっと安かろう悪かろうな面が無いわけじゃないので、 まあ値段相応のできなのかな、とか思います。

Kobo をいじくりまわす! ハックと自炊について

今現在も色々と解析されてるっぽいですが、Kobo は独自の Linux で構築されていて、 なんか内蔵メモリも基盤に差し込んである MicroSD らしい、とかなんとかで、 Kobo hack が非常に盛り上がりつつあります。なんで、 PSP を改造して楽しんでたり、あるいは PS Vita で VHBL を突っ込んだり、 iOS 機器を jailbreak して楽しんでたりする方々にとっては、 今がハック初期のワクワク感を楽しむ絶好の機会なんじゃないかなーと思います。

特に今現在の Kobo のハックしやすさは以上で、Kobo を兜割りして、 MicroSD を取り出してごにょるだけでハックができるらしいので、 その辺のユルユルさは半端ないとか。

僕も PSP を改造したりして楽しんできた人間なので、 Kobo のハックしやすさには超興味を惹かれるんですが、 いかんせん Kobo で読みたいコンテンツがあんまりないし、 あと積読本が文字通りの山に成っていて、あと最近さらに増えてきたコトもあって、 ちょっと今すぐには買えないかなーという感じだったりします。

あ、ちなみに Kobo は MicroSD を突っ込める加減で、 自炊ファイルも問題なく突っ込めるので、 今まで自炊してきてスキャンし終えた初期ソースは取ってあるわ! って人は、そのソースを Kobo 向けに最適化してやると、 楽しい Kobo ライフが送れるんじゃないかと思います。

結論。Kobo は買いか?

さてまとめ。

僕個人の感想としては、

  1. すでに自炊資産のある人は買い
  2. Kobo 自体をハックしたい人には買い
  3. 電子書籍書店メインの人はちょっとマテ茶
  4. 不具合とか超気にする人はやめとけ
  5. 楽天嫌いな人はそもそも向いてない

って感じでしょうか。

まあ僕自身買うかどうかというと、興味は超惹かれるものの、 買うには決心がちょっとつかないなーという感じ。 自炊資産は作らないとないし、あと書店を利用するのは微妙だし、 青空文庫には興味はないし、という感じ。

まあでも、端末自体は値段相応な感じで、 高望みしなければそこそこ行けそうな感じなので、 一台試しに買ってみるのも良いかなーと思う次第。

ま、僕の場合、自炊の許可が出ないので、 その辺りびみょいですが。


というわけで、以上が Kobo を触って来たり調べてみたりの感想でした。

まあなんだ、気にはなるけど、超欲しいか、って聞かれると、 うーん、そこまではって感じ。

ただ、自炊するとなると Amazon の Kindle より Kobo の方が有利っぽいので、 自炊を始めるなら Kobo 買うかなーって感じです。

まあ Sony の Reader を含め、端末の合う、合わないはあるので、 気になる人は一回触りに行ってみると良いと思います。

というワケで以上、Gadgets☆Nyadgets ACT:2 でした。

ノシ

#FIXME

にゃるら(カラクリスタ)

『輝かしい青春』なんて失かった人。
次に備えて待機中。

今は趣味でプログラミングをして
生活しています。