ビックブラザーは一人じゃない

読了まで:約4分


前に、

  • [[Google のプライバシーポリシー云々について /post/51791434659]]

という記事を書いて、 Google が個人情報を統合するとか、 あるいはそれに関する云々について書いたけど、 どうにもすっきりしないので、今日というか今寝る前だけど、 とりあえず僕が考えているコトをまとめてみる。

ビックブラザーは昔から警告されてきた

最近の Google の新プライバシーポリシーが云々、という話では、 Google が、 「あなた」 の行動を監視します、という内容だった。

それに対して、個人情報流出の恐れとか、あるいは、 一ネット企業が、個人の趣味や嗜好から始まって、 ネット上での行動、さらには携帯電話の個人情報まで、 一括に管理するという、ビックブラザーも真っ青な、 超個人監視、になるのではないか、という懸念も生まれた。

しかし、だ。

今回の Google のプライバシーポリシー改訂を機に、 これらの問題を騒ぐのは、 何を今更 、という印象しか受けない。

僕は自分が生まれる前の小説とかは興味を持ったコトがなくて、

ビックブラザー なる概念がいつ生まれたとか、

あるいは、それを誰が提唱したとか知らないんだけど、 Apple の昔のテレビ広告で、IBM をビックブラザーに見立てて、 Apple はそれを打ち破る革命者だ、という感じのやつが有った。

ということはそのテレビ広告が出来た頃には、

ビックブラザー なる概念は有ったように思う。

要するに、だ。

今回、Google がプライバシーポリシー改訂によって、 ある種の ビックブラザー になる、というコトが、今回の問題だと思うけど、

ビックブラザーの出現 は、過去からフィクションなりで警告されていて、

今回の問題は、 それが現実のモノになったにすぎない

つまるところ僕は、 ビックブラザーの出現が、何十年も過去から警告されていた 、 という点において、 それが現実となり、それに対し慌てふためく 、 というコトに対して、 何を今更 、という感想を抱いているのだと思う。

ビックブラザーは Google だけじゃない

で、今回の Google のプライバシーポリシーに対して、ことさら脅威感を抱き、 Google を排除しよう、という動きが 2ch かなんかで起きていて、

脱 Google 総合 というスレで、 _ Google 徹底排除_

みたいな方法が掲載されているんだけど、僕はあれ、

完全な無駄

だと思う。

なんでかって言うと、はっきりいって、

ビックブラザーになる企業は、Google だけではない

から。

ビックブラザー 的に個人情報を何から何まで握ってるって意味で危険な企業、

あるいはサービスの内、僕が思いつく範囲では、

  1. Facebook (濃密な個人情報、身辺情報を把握)
  2. mixi (同上。日本につよい)
  3. Twitter (つぶやきから、個人の嗜好から行動まで把握)
  4. foursquare (チェックイン情報から、その日の個人の行動を把握)
  5. ロケタッチ (同上。元 Livedoor、現 NHN Japan のサービス)
  6. Dropbox (個人に帰属するファイルを把握)
  7. Apple (音楽やアプリ環境を支配、そこから情報を得ている)
  8. Microsoft (Hotmail 等、Live 系サービスで情報を把握)

という感じ。

無論 Google も含め、これらの企業が必ずしも邪悪な支配者になるかというと、 それはそうではない、と言えるけど、今の Web の時代において、

圧倒的なネット上でのシェアを誇るサービス は、

多かれ少なかれ ビックブラザー的になる と言えるのではないか、 と思う。

さらに言うと、最初に想定された ビックブラザー 、というのは、 おそらくは独裁者のコトのはずで、そういう政治、行政、司法、警察的な意味では、

国が個人情報を統合して扱えば、それはビックブラザーとなる と言えるわけで、

そういった意味では、 ビックブラザーから逃れる方法ななく 、 有ったとしてもそれは相当の困難を伴うと思う。

今後の課題は、ビックブラザーとどう共存するか

僕が思うに、 僕らはビックブラザー的存在から逃れ得ることはなく

いかにして彼らと共存し、彼らが邪悪になるのを防ぐか 、

という事を考えて行かなければ成らないんじゃないかな、と思う。

前の記事でも書いたけど、個人情報が統合的に扱われることによって、 その扱う機関がビックブラザー的になる、っていうのは、 別に Google だけじゃないし、Facebook や Twitter と言った SNS、 あるいは国家機関もそれに該当するわけで、 それらとどうつき合って行くか、というのが、 今後必要になるリテラシーじゃなかろうか、と思う。

あと、もう一つネットを使う点で重要なのは、

ネットには、「匿名性」なんて全くない

と自覚して行動することだと思う。

はっきり言うけど、通信キャリアは、「あなた」の通信情報を すべて 握ってるし、 「あなた」がアクセスした Web サイトも、「あなた」のサイト上での行動を、

すべて 把握することが可能なわけで、そういった意味では、

ネットには、匿名で居られる場所なんてない。

それが分かっていれば、自ずと どの情報を流すか、あるいは流さざるべきか 、 というのは、把握できるんじゃないかな、と思う。

なんか饒舌に語ってしまいましたが、僕が思ってるコトはこんな感じ。

それでは。おやすみなさい。(-o-)°

#FIXME

にゃるら(カラクリスタ)

『輝かしい青春』なんて失かった人。
次に備えて待機中。

今は趣味でプログラミングをして
生活しています。