概要: simplenote.el を使って Emacs で simplenote のメモを編集
以前、 Evernote から simplenote に乗り換えました! という記事にも書いたとおり、 僕はメモの管理を Evernote から乗り換えて、simplenote を使っているのですが、 今日はその simplenote を Emacs から使ってみましょう、という話。
simplenote.el
を導入する
simplenote.el
は、
- <https://github.com/cefstat/simplenote.el https://github.com/cefstat/simplenote.el>
から入手でき、install-elisp.el
or auto-install.el
を使っている方であれば、
M-x install-eslip
してから、
- <https://github.com/cefstat/simplenote.el/raw/master/simplenote.el https://github.com/cefstat/simplenote.el/raw/master/simplenote.el>
を入力して、C-c
C-c
すればインストールできます。
simplenote.el
の設定
次に設定
大体こんな感じ。
~/.emacs
(require 'simplenote)
(setq simplenote-email "your simplenote email")
(setq simplenote-password "your simplenote password")
(simplenote-setup)
ちなみに僕は dotfiles を github で公開している関係上、 メールアドレスとかパスワードはベタ書きしていません。
で、最初 elim さんのpit.el
を使おうとしたんですが、
どうにもうまく動かせなかったので、下記のようなスクリプトを書いて対応しました。
#!/home/nyarla/perl5/perlbrew/perls/current/bin/perl
use strict;
use warnings;
use Config::Pit;
my ( $prefix, $key ) = @ARGV;
my $pit = Config::Pit::get($prefix);
if ( exists $pit->{$key} ) {
print $pit->{$key};
}
exit;
で、これを僕のemacs.d
以下に配置し、~/.emacs
で
(require 'simplenote)
(setq simplenote-email (shell-command-to-string "~/config/config/emacs.d/bin/pitget simplenote email"))
(setq simplenote-password (shell-command-to-string "~/config/config/emacs.d/bin/pitget simplenote password"))
(simplenote-setup)
という感じに設定しています。
simplenote.el
の実行
これでsimplenote.el
の設定が終了するので、
あとは Emacs でM-x
してsimplenote-browse
と入力すれば、
simplenote の client が起動します。
それで、一番最初に、[[Sync with Server]]
を実行して、
Emacs 上の client と simplenote のサーバを同期させます。
ちなみにこの同期、メモの数が多いとそれなりに時間がかかるので、 まあマターリと待ちましょう。
で、同期が終わったら、simplenote に書いたメモ等が見れるようになります。
大体の説明は終わり
まあメモの作りかたとか、メモの書き方なんかは、 Emacs が使える方であれば大体使えると思うので、説明は省略。 まあフィーリングでなんとかなるでしょう。
で、simplenote.el
を使ってみた感想。
simplenote.el
は必要最低限の機能しかないっぽいので、
凝ったことをしようとすると、自分で拡張する必要がありますが、
僕の場合、凝ったことをするつもりはないので、丁度いい感じです。
まあ、今さっき使えるようになってからこの記事を書いてるので、 そんなに使いこなせてるわけじゃないですが(><;) まあ、大体そんな感じです。
日本の simplenote user 数はそんなに多くないんじゃないか、とか思いますが、
Emacs user かつ simplenote user な人は、一回simplenote.el
を使ってみるといいんじゃないでしょうか。
#FIXME