表現規制反対活動を行う上での五箇条

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さて、​今​日 ​空繰再繰(カラクリサイクル) の​方に、​ [[表現規制問題の​今と​昔_-_マンガは​なぜ規制されるのか]] の​書評を​書いたわけだけど、​なんとなく、​表現規制問題に​かかわる​上で​気を​つけるべき点を​まとめてみたくなったので、​こっちに​まとめて​見ます。

一つ、​2ch や​ mixi は​見ない

まず​最初、もしあなたが​表現規制問題に​首を​突っ込みたい、と​思うならば、​ 2ch や​ mixi を​見てはいけません。

何故見てはいけないかと​いうと、​2ch とかで​誰でも​書き込める場の​場合、

  • 表現規制に​関する​現状を​快く​思ってる​者
  • おたくが​右往左往してるのを​楽しんでる​者
  • おたくを​おちょくるのが​生きが​いな​者
  • 規制反対運動を​つぶしたい​規制派
  • 表現規制問題関連スレを​逆恨みしている​キ印
  • パニックに​なってる​奴
  • 自分達の​政治運動に​オルグしたい​左翼や​中核派みたいなの
  • 実際には​活動しない、​議論​ごっこが​したいだけの​奴
  • 等々

が、​スレッドや​コミュニティーに​入り乱れていて、​はっきり​言って​機能しないからです。

また、​前にも​書いたような​気が​しますが、​2ch や​ mixi と​いった​場は、​同じような​主義主張を​する​ものが​集まっている​ため、​ 非常に​先鋭化、​過激化しやすく、​自分達の​現状を​客観視できなくなる​恐れが​ある​ ので、​本気で​表現規制反対運動に​コミットしたいのであれば、​絶対に​見るべきでは​ありません]。

と​いうか、​特に​ 2ch とかの​発言者の​トレーサビリティが​低い場では、​誰が​何言ったか、がはっきりしないので、​ 議論を​するのなんて​無理です

あと、​これは​かなり​重要な点ですが、​ ネットで​議論ごっこを​しても、​現実社会は​変わりません 。​実際に​社会を​動かしたいのであれば、​社会に​出て​活動する​必要が​あります。

一つ、​パニックに​ならない

次、​これも​重要ですが、​規制が​確実等の​情報が​流れても、​ パニックに​ならない​ 事。

は​っきり​言って、​2ch や​ mixi に​集う​人たちが​パニックに​なるだけで、​規制反対の​ために​日々骨身を​削って​活動されている​政治家先生方や、​運動を​行っている方に​対して​迷惑が​かかります。

例えば、

  • チェーンメールも​どきを​まわす
  • 議員先生方に​失礼極まりない​メールを​出す
  • 2ch や​ mixi での​パニックを​他の​サイトへ​持ち出す
  • 等々

は、​他人の​足を​引っ張るだけで​おわります。

また、​規制派に​とって、​われわれ規制反対派が​パニックに​なって​足の​引っ張り合いを​する​ことは、​ 非常に​喜ばしい​こととなります 。​だって、​自分達と​対立する​集団が、​勝手に​自滅するんですよ。​こんな​うれしい​ことは、​規制派に​とってないじゃないですか。

だから、​パニックに​なるのは​なんと​してでも​避けなければなりません。

一つ、​議員先生方に​迷惑を​かけない

さらに​次、​ 議員先生方に​迷惑を​かけない

これは、​ 表現規制反対派 の​議員先生方は​もちろんの​こと、​ 規制推進、​賛成派の​議員先生方​たちにも​迷惑を​かけてはいけません

な​ぜかと​いうと、​表現規制反対な​方々の​うちに​含まれる​非常識な​方​々が、​規制推進、​賛成派の​議員先生方に​非常識きわまる​行動を​取ると、​ 規制反対派が​非常識きわまる​行動を​取った​ と​いう​事実が、​規制反対派の​議員先生方や、​ロビー活動を​回っている​方​々の​立場を、​ 非常に​危うく​する​ からです。

現に​表現規制反対派の​議員先生方に​ロビー活動を​した​方​々がら、​失礼きわまる​行動を​なんとか​しれくれ、と​いう​注意が​何度も​されていて、​そのたびに​ロビーに​まわっている​方​々が​頭を​下げている、と​いう​現実が​あります。

こういった​ことを​避ける​ためにも、​議員先生方に​迷惑を​かけないのは​重要です。

一つ、​最前線の​足を​引っ張らない

もっと​次、​ 最前線の​足を​ひっぱらない

まあ​これは​今まで​書いてきた​こととも​重なりますが、​ちょっと​気に入らないからと​いって、​ 最前線で​活動してる方や団体を​ネット上で​叩いたり は​するべきではないと​いう​話です。

規制反対派、と​いっても​これは​一枚岩なわけではなく、​様々な​利害、​考え方で​動いているので、​同じ​規制反対派の​中でも、​考え方が​衝突する​ことは​ありえます。

その​衝突が​起きた​とき、​ネット等で​一斉に​最前線叩き等が​起きると、​最前線の​方々は、​非常に​意欲を​そがれます。

そもそも​最前線に​いる​方​々は、​ 金銭的、​肉体的、​精神的に​骨身を​削って​規制反対活動を​している​ ので、​これ以上​負荷を​かけるような​ことは​慎むべきです。

一つ、​規制反対活動を​応援する

最後に、​ 規制反対運動を​応援する​ と​いうのが​あります。

思いつくだけでは、

  1. 規制反対派の​議員先生方に​応援の​手紙を​送ったり、​個人献金を​行う
  2. 規制反対派団体に​寄付を​行う
  3. 自分の​身の​回りで、​規制問題に​関する​簡単な​勉強会を​行う
  4. 表現規制に​関連する​パブリックコメントを​送る

が​あげられますが、​要するに​規制反対運動を​バックアップすると​いう​ことです。

特に、​ 規制反対派団体に​寄付を​行う のは​重要で、​規制反対派団体は、​規制推進、​若しくは​賛成派団体と​比べ、​基盤が​かなり​弱く、​ 金銭的、​肉体的 に​疲弊しやすいからです。

は​っきりいって​ 規制派は、​金を​もらって​規制活動を​やってます 。​それに​比べ 反対派は​身銭を​切って​反対活動やってます 。​どっちが​活動が​長く​続くか、と​いえば、​一目瞭然でしょう。​その​ため、​表現規制反対派団体の​支援は​重要なのです。

以上で​五箇条は​終了です

つーわけで、​自分が​考えるなりの、​表現規制反対活動での​注意点みたいなのを​まとめてみました。

まあ、​こういう​記事を​書いたからと​いって、​すぐに​規制が​やむとか、​規制反対活動が​良くなる、とは​これっぽっちも​思ってませんが、​上記が​守られてくるようになると、​それなりは​効果が​出てくるんじゃないかと​思います。

まあ僕は​ 表現規制反対で​厨 からは​足を​洗って、​この​問題から​一歩​引いた​視点から​見てる​感じですが、​それでも​表現規制問題は​予断を​許さない​状態なので、​この​注意点を​守って​行動できたら、​現状が​改善されるんじゃないかと​思います。

まあまとめは​こんな​感じで​終了します。​この​五箇条が​なんかの​参考に​なれば​幸いです。

#考え事 #考えの​整理 #表現規制問題 #政治運動 - #2010-11 #2010-11-24

にゃるら(カラクリスタ)

『輝かしい青春』なんて失かった人。
次に備えて待機中。

今は趣味でプログラミングをして
生活しています。