孫正義氏と佐々木俊尚氏の対談の記録 - 決闘 ネット「光の道」革命

読了まで:約3分


概要: 光の​道って​なんぞや


2010 年 5 月 13 日、​「光の​道」に​関する、​孫正義氏と​佐々​木俊尚氏の​決闘が、​Ustream 等で​生中継された、らしい。

らしい​ 、と​いうのは​僕が​「光の​道」なる​ものを​知らなかったし、​その​当日の​ ust も​見てないからで、

僕が​この​件を​知ったのは、​本書、を​読んでからだったりする。

と​いうわけで​今回は​本書を​読んだ​感想を​書いてみるよ!

この本は​どんな​本?

本書は​来る​ 2010 年 5 月 13 日に​行われた​「光の​道」に​関連して​行われた、​孫正義氏と​佐々​木俊尚氏の​対談を​まとめ、​ いく​つかの​追記を​施した​一冊です。

まあ​その​対談が​行われた​当日の​ Ust を​見た人で​あれば、​本書は​あんまり​必要でないかも​知れませんが、​ 文字と​いう​媒体で、​その​当日の​様子を​知れる、と​いう​意味では​本書の​価値も​あるのかもしれません。

そもそも​ 光の​道 って​何?​ と​思われる​方も​多いと​思うのですが、

光の​道 とは​その​当時の​原口総務大臣が​ 2010 年 3 月に​打ち出した​新しい​ビジョンの​名称で、

なんでも​本書に​よれば​「2015 年までに​ブロードバンドを​全世帯に​普及させる」と​いう​構想らしいです。

まあ正直僕は​あまり​興味が​なかったんですが、​一応​そういう​バックグラウンドが​あって、​ 本書に​記されている​対談は​行われた、と​いう​ことらしいです。

この本を​読んだ​感想

本書(と​いうか​この​対談)では​孫氏が、​インフラ整備の​重要性を​説き、​佐々​木氏が​いや、​その前に​やる​ことがある、​ と​いってる​感じなのですが、​まあ双方の​主張は、​ちゃんと​説明を​聞けば、​どちらも​納得できる​代物で、​ これは​もう​甲乙つけが​たいと​いうか、​思い切って​どっちかに​決弾するしか​ないんじゃない?​ と​いう​感じでした。

ちなみに、​佐々木氏の​主張は、​限られた​リソースの​中で、​インフラ整備の​前に、​プラットフォームを​整備する方が​先決である、​ と​いう​感じで、​それに​対して​孫氏の​主張は、​ブロードバンドが​完全に​普及してからでないと​できない​こともあるから、​ インフラ整備と​プラットフォーム作りの​どちらも​重要である、と​いう​感じでした。

まあ僕は​興味なかったし、​どこでも​インターネットに​つながれる​環境さえ​構築されてしまえば、​ 実装方​法は​何でも​いいって​感じなんで、​双方の​主張ともに​中立と​いう​感じです。

まあ​当日の​ Ust は​見てませんが、​孫氏の​熱い​プレゼンの​様子や、​佐々木氏の​冷静な​ツッコミは、​ 本書から​感じとれたので、​本書は​とても​興味深い​ものでした。

この本を​オススメな​人

本書は、

  1. 「光の​道」の​対談を​見てなかったけど​当日の​様子を​知りたい​人
  2. 当日の​生中継を​見てて、​改めて​当日の​議論を​振り返りたい​人

辺りの​方に​オススメできるのではないでしょうか。

また、

  • 孫正義氏の​ファン
  • 佐々木俊尚氏の​ファン

の​方でも​読んで​退屈しないと​思います。

以上で​レビューは​終わりです

まあ本書の​感想やら​レビューやらは​こんな​感じでしょうか。

正直な所、​孫氏と​佐々​木氏の​対談、と​いう​ことで​本書に​興味を​持ったんで​購入に​至ったわけですが、​ この​対談で​語られている​「光の​道」​構想には​サッパリ興味が​湧かないため、​ なんと​いうか、​あんまり​印象に​残らない​感じでした。

まあ、​光の​道だろうと​なんだろうと、​どこでも​安価に​インターネットに​つながれるようになるのは​大歓迎なので、​ これからも​インターネットに​関連する​議論は、​両氏ともに​深めて​いって​欲しい​ところです。

まあ​そんな​感じで、​決闘 ネット​「光の​道」​革命の​書評は​終わります。

#FIXME

にゃるら(カラクリスタ)

『輝かしい青春』なんて失かった人。
次に備えて待機中。

今は趣味でプログラミングをして
生活しています。