- Windows XP と Ubuntu 10.10 を MBM を使ってデュアルブートしました! でも書いた様に、一昨日に今使ってるマシンに Ubuntu 10.10 をインスコしたわけだけど、無貌断片の方の最新記事が辛気臭いのがいつまでたっても表示されるのはアレなので、今日は Ubuntu 10.10 を使ってみた感想を書いてみる。
ネットをするだけなら Windows はいらない
まず最初に思ったこと。
僕がメインで使っているブラウザは、Windows だと Google chrome、Ubuntu だと Chromium なので、設定の同期さえすれば、Windows の環境がほぼそのまま Ubuntu で使えることもあって、インターネット巡回するだけなら、Ubuntu だけでも困らない感じだった。
まあ Flash が再生できねーとかだったんだけど、これは Ubuntu ソフトウェアセンターから、Adobe Flash Plugin を導入すれば一発で OK だったので、かなり楽だった。
まあ、僕がネットするときに普段使っているのは、上記の Chrome or Chromium と、もうひとつ WWWC なんだけど、これは wine で動かしたら、なんかそれなりに動いてしまたったので、イラストサイトの更新チェックはこれをつかってやるようにしてる。もっとも微妙に動かない部分もあるので、そのあたりは手作業でフォローする必要があるけど。
NTFS もラクラク扱える
ついでこれ。
いやー前に Windows XP を再インストールする際に、Ubuntu 10.04 を使って Windows XP のパーティションを消したときに、LiveCD で NTFS でフォーマットした USB HDD を認識してたんで、まあ使えるだろうとは踏んでたんだけど、実際に使ってるみると、Windows 環境とそう大差なく NTFS フォーマットの外付け HDD が使えています。
いやだって今 Rhythmbox を使って音楽を聞きながらこの記事かいてるけど、この音楽が保存されて HDD って NTFS でフォーマットしてある外付け HDD だからね。なんかすごい時代になったもんです。
つこないだまでは Linux で NTFS を扱うのは難しいとかされてたんですが、実際に使ってるみるとそれは過去のことで、今となっては簡単に扱えるというのは、先人たちの努力あってこそなんだろうなーと思う次第。
Rhythmbox で iTunes のライブラリが聴ける
さっき Rhythmbox って NTFS 上の音楽聴いてるって書きましたが、実はこれ、iTunes のライブラリだったりします。
まあ iTunes のiTunes Media
フォルダ開いたときに、*.m4a
ファイルのアイコンが音楽マークになっていたんで、多分聴けるんだろうなーとか思ってたんですが、実際に聞けるとなるとかなりびっくりです。
まあでも実際には
- Rhythmbox で iTunes のライブラリを import
- 対応してないよーっていうエラーが大量に出る><
- プラグインを探すという項目があったんで、それを実行
- プラグインをインスコ
- 無事再生できた\(^o^)/
という感じでしたが。
あと僕のライブラリの場合、すべての音源が CD から取り込んだ音源なので、DRM は当然かかってませんでしたが、DRM がかかってる iTunes 経由で購入した音楽ファイルだと、もしかすると聴けないのかもしれません。
Anthy は微妙、mozc でだいぶましに。でも時々バグる
ついで文字入力について。
最初 Windows XP と Ubuntu 10.10 を MBM を使ってデュアルブートしました! を書いたときには、Anthy を使って書いてたんですが、いまいち変換候補に不満があるというか、あまり思い通りに変換できなかったので、記事を書いたあとに mozc を導入しました。ちなみに mozc の辞書は一切いじってません。
で、mozc を使って今この記事を書いてるわけですが、特に誤変換に悩まされることなく、わりとスムーズに入力できてます。
ただ、やっぱり枯れてないせいか、バグがあるのかなんなのかはわかりませんが、さっき途中で文章を正しく入力できないことがありました。まあその時は Anthy に切り替えてしのぎましたが。
まあでも基本的にはおかしな挙動はしないんで、結構快適です。
コマンドラインランチャは Launchy を使った
で、俺にとってこれ重要。普段アプリケーションを起動するコマンドラインランチャについて。
実は最初 Gnome do を使ってみてはいたんですが、僕の設定が悪いのかなんなのかはよくわかりませんでしたが、sh スクリプトが実行されずにテキストエディタで開かれちゃったり、検索がインクリメンタルなんだけど微妙に使いづらいとかで、Gnome do を使うのは却下しました。
で、それでは作業がやり辛いので、他のを探したわけですが、その際 Launchy というのを見つけ、現在常用するのにいたります。
こいつはどうもオープンソースで提供されていて、Windows 版、Mac 版もあったり、Ubuntu ソフトウェアセンターではパッケージがないものの、幸い公式サイトで.deb
が提供されていたりしたので、それ経由でインストールしました。まあ tarball も download できるので、他の環境ではソースからインスコすればいいんじゃないかと思います。
で、この Launchy、使い心地は fenrir と似たような感じで、かなり使い易いです>< いやー Win key + Space で起動してコマンド実行って流れが Ubuntu でもできるとは思いませんでした。
CLI 環境が速い
It's so fast !!!
やっぱり Cygwin なんかと違い、本家 CLI 環境なので、コマンドの実行が速いこと速いこと。perlbrew
を使った Perl のインスコもすんなり行ったし、この日記とか空繰再繰とかを生成するのに使ってるnim
もかなり高速に動作しました! わーい。いやだってcpanm
を使った CPAN module のインストールが滝が流れるようにコンソールが流れていく様は圧巻ですよ?
今のところ、自前でインストールしたソフトウェアは perl ぐらいなもんですが、多分他のソフトウェアも速いと思います。
まあこれだけでも Ubuntu 10.10 をインスコした甲斐があったというものです。
以上ざっとこんな感じです
まあざっとこんな感じですかね。Ubuntu 10.10 を使ってみた感想としては。
まああとは Ubuntu 上のファイルのバックアップ環境を整える必要があるんですが、そのあたりはまあぼちぼちという感じです。もっとも今のところ、バックアップが必要なファイルってそうはないんですけどね><
まあ今までうじうじしながら Ubuntu をいれてこなかったわけですが、思い切ってインストールして正解だったなぁという感じ。まさかこんなに快適だとは思わなかった。
まあインスコの記事は空繰再繰を参照してもらうとして、Windows XP と Ubutnu 10.10 のデュアルブートは結構楽なので、Ubuntu 10.10 を常用したいけど……と思ってる人は思い切って導入してみるといいよ!