差別心を克服できないならとっとと黙った方が良い

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最近 トランスジェンダーの風呂とかトイレが云々……いう話題で 差別心を丸出しにしている輩が居る けど、 正直 自分の中の差別心にも気付かずそれを克服する気も無い のであれば、 いちいちソレをネットへ垂れ流しにしたりする ことぐらいは止めて とっとと黙ってろ思う。

正直な所、自分の中にも 特定の趣味(コスプレとか着ぐるみとか)に対する苦手意識 や、 あるいは 国内での外国人っぽい人々への根拠のない恐怖心 とかについては 無いワケじゃない し、 そういう感情が 頭では判ってるけど出てきてしまういうのは 人間が不完全である以上ある程度は止むを得ない とは思う。

ただ、だからと言って その感情を肯定してあまつさえ他人に向けて発露するいうのは 相互不信を招くだけ だし、 だいたい そう言う感情を相手に向けられるのはその感情を向ける側が多数派に属しているから出来ているだけ話であって、 自分達が少数派だったら出来ない様なコトをするもんじゃない

言うより、そういう 多数派に属しているコトを盾に虎の威を借る狐みたいなコトをしている と、 最終的には 自分が少数派になった 自分という少数派が多数派という虎に食い殺されるのを誰にも止めてもらえなくなるよ?思う。

それと真面目な話、トランスジェンダーの方の風呂とかトイレの問題 大規模災害時にどうするんだよ?いう問題でもあるし、 自分みたいに 性別違和に対して何も手当てせずにかろうじてなんとかなってる とか、 あるいは 性別移行が終っていて戸籍も変わっている ならともかく、性別移行が完全に終わってない場合、 男側にも女側にも混ぜられるのが困るいう事態も起きて来るのは認識した方が良いと思う。

まぁ災害時の場面以外でも風呂とかトイレなどの衛生問題は、 性別違和が無くてトランジェンダーでも無い けど 性分化疾患とかで性別が非定型を示している問題でもあるし、 風呂入るのに介助が必要な とか、あるいは ストーマ(人工肛門)とか造ってある問題にもなり得るので、 そういう少数派への身体的・精神的な配慮が必要な場面で、少数派は黙って不潔にしてろ言えますか? って事でもあると個人的には思います。

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にゃるら(カラクリスタ)

『輝かしい青春』なんて失かった人。次に備えて待機中。

今は趣味でプログラミングをして生活しています。