私の抱える性別違和について

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最近ブログも含めロクに文章を書いてなかったので、とりあえずその辺りのリハビリも含め、今日は雑多に、

性別違和を抱えている人間は、自身の性別についてどう感じているか

に、ついて書いてみます。

なお、今回書く話はあくまで僕……というか私が感じている事であって、 他の方はどう感じているかは不明瞭なため、あくまで私はこう感じている、という程度に参考になればな、と思います。

ただ、男性として老けていく自分が気色悪い

私は今、30 歳で、来年には 31 歳、 そして、N 高を卒業する頃には 32 歳になる手前ぐらい、になっている感じなんですが、この歳になって日々感じている事は、

自分の容姿が気色悪い

という感情です。

で、以前……というか、これについては割と波が有って、気にならない時は本当に気にならないのですが、 やっぱり、服を買うとか、あるいは、理髪に行く、とか、そう言う、どうしても容姿に関わる事になってくると、 どう頑張っても積極的になれない、というのが有ります。

特に、最近だと、容姿に対する気色悪さが強く出ているので、髪を切りに行く事すら億劫で、 現状、かなり髪が伸び放題になっているのですが、それでも、やっぱり自分の容姿が気色悪いので、 今のところ、髪を切りには行けてない状態です。

そして、容姿に対してもう一つ問題なのが、

自分の好みの服がなかなか見つからない

という点で、これも自分の容姿が気色悪い、という感情も多少有るのでしょうが、 そもそも、私としての服装や装飾品の好みが、どっちかって言うと、 ボーイッシュな女性向けの服装に寄っているため、どう頑張っても男性向けの服装でそういうのが無い、というのが有ります。

と言うか、本当、自分の好みの服装と性別が一致していないので、結構、この辺りは昔から難儀していて、 特に、性別の違和が強くなっている今だと、服装だったり靴を見に行ったりが出来てないので、 そういった面でも、結構、不自由というが、面倒と言うか、嫌な事柄だなぁ、と感じています。

かと言って、女性らしい振る舞いをしようにも気色悪い結果にしか成らない

まぁ、この辺りは、今現在のところ、通学の加減や、あるいは、通院の加減で、

自身の性別の違和に対処する行動が取れていない

という事にも起因するのですが、正直、今の男性的な状態で、女性的な振る舞いや、 あるいは、言動をしてしまうと、どうしても、気色悪さが拭えない、という、という結果が有ります。

と言うか、自分でもこういう客観視してしまうのは本当に嫌なんですが、30 歳にもなるオッサンが、 自分の中身は女性だったかもしれない、とか言って、色々と悩んでいたり、あるいは、それをなんとかするべく、 両声類の練習していたり、と言うのが、本当に気色悪く感じてしまい、結構、この感情が強く出たりすると、 日常生活にも支障が出たりするので、これも結構しんどいです。

また、私はもう 10 年以上はこうやってブログを書いている訳なんですが、 自分の中身 (主に精神面) が、実は男性ではなく女性だった、と考えると、 過去の記事がキャピキャピしていることには整合性が取れるのですが、 これを普通の男性が書いていたとなると……と、どうしても思ってしまうので、 そう言った意味でも、やっぱり、自身に対する気色悪さが有ったりします。なので、この辺り、割と精神的にきっつい面もあります。

そして、これらは気がついていない状態には戻れない

私が自身の性別の違和……というか、自己の性自認に齟齬が有るのに気がついたのは、 随分と前の 26 歳だったかそこらだったと思うのですが、その当時としては、

まぁ多少自己認識がバグってるけど、まだなんとかなるかな……

という感じで、現に 30 歳になる現状まで放置出来たのですが、最近では、 結構そういうのがキツくなって来ているのもあり、結構嫌だなぁ、と感じています。

そして、これが一番救い様の無い話ではあるんですが、こういう自己認識のバグ (と言ってしまうのも変だけども) は、

自死しても解決しない

と、私は認識していて、これは生きている状態で対処しないと、本当、どうしようもないよなぁ、と個人的には思っています。

と言うか、環境に対してつらみが有って自死するのは、まだ、今生から逃げられる面も有るとは思うんですが、 自分自身の問題が要因で自死するのは、自分が余計辛くなるだけか、もしくは、死んだ後で本当にどうしようもなくなるか 、 のどっちかだ、と思っているので、本当、逃げ道みたいなのがまったく有りません

そのため、本当にその辺りに余計つらみがあるのですが、かと言って対処するためには、 それはそれで心理的コストを支払う事や、あるいはストレスを感じつつも対処する、 というのが必要となってくるため、まぁ、本当に嫌だなぁ、と思ってる次第です。はい。

以上

という感じで一時間ぐらい話を書いて来ましたが、これ以外にも、

  • 女子トークの輪に入りたいが、男性である事実の前に屈折する、とか
  • 私は性的指向は女性に向いており、女性に女性として愛されたい、とか
  • 本当はボーイッシュで可愛い格好をしたい、とか

と言った様な事も有るのですが、現状、何一つ満たせてないので、その辺りもストレスになっているよなぁ、という感じもあります。

また、私は基本、

人間とコミュニケーションを取るのは好きだが、人間自体は好きではない

という、ちょっと妙な自己認識をしているのですが、これも、結局の所は、自分に対する気色悪さが拭えず、 結果として、それが要因となって自分が好きになれない、というのが流れとして有り、それが最終的には人類に対する嫌悪になっている、と感じています。


まぁ、本当、見た目が男の娘だったりしたら、まだマシだったのかもしれませんが、 現状、私は普通に見た目はオッサンなので、本当、嫌である事この上ない感じですね。はい。

にゃるら(カラクリスタ)

『輝かしい青春』なんて失かった人。
次に備えて待機中。

今は趣味でプログラミングをして
生活しています。