カラクリスタ

『輝かしい青春』なんて失かったヒトのブログ

漫画の規制要求に対して思うこと

「漫画を規制しろ」という要求の問題点をまとめてみる。

漫画がなんらかの原因で規制されたとすると、規制された漫画の作者の思想/言論/表現の自由が侵害されることになる。

まず、思想の自由に関して。

「思想の自由」というと政治的思想とか思い浮かべると思うんだけど、これは別に「これを表現したい」とか「あれは嫌いだ」とかそういったものも含まれると思う。

そういう観点でいくと、著作物である漫画を規制された場合、「これを表現したい」という思想が侵害されたことになる。

次に言論の自由について。

これは自分は「自分の意見を表明する自由」と考えてるんだけど、漫画という著作物が規制されたとすると、この意見の表明行為を規制されたと考えられるから、言論の自由を侵害されたことになる。

最後、表現の自由について。

漫画が規制される場合、なんらかの表現を問題視して規制してるのが大半だけど(有害図書指定とか)、これは思いっきり作者の表現の自由を侵害している。まあ、だから規制に対して「表現の自由を考慮」とか言われるわけだけど。

これらは国民の基本的権利に関して。で、漫画が規制されて一番問題なのは、多分漫画家が食っていけなくなることだと思う。

自分の書いた漫画が規制されるってことはその漫画を販売できなくなるということに等しい。当然、販売できないなら収益も上げられないわけで、最悪漫画家が路頭に迷うことになる。

ぶっちゃけ、漫画規制の理由の大半って「青少年に有害」とかなんとかだけど、漫画規制を要求するひとは、青少年を守るために、それを生業にしている人やその家族の生活ぶち壊してもいいと考えてるんだろうか。

そこまで考えてもの言ってるならいいんだけど、そうじゃなかったら最悪だとしか言い様がない。

まあ、国民の権利は公共の福祉との兼ねあいはあるわけだけど、片方を守るために、片方に壊滅的な打撃を与えるようなことは許されないと思う。

ということを漠然と考えた。とりあえず忘れないようにメモっとく。